【MV制作小話】Canaan / comprehend
先日、私がアートワーク&マネジメントをしているバンド『コンプリヘンド』が『Canaan』という曲のショートムービーを公開しました!
こんにちは。コンプリヘンドというバンドでアートワーク&マネジメントをしている根本すずです。
今回は、『Canaan』のアートワークの裏話を少ししてみます。
今回もAI動画生成のKAIBERを使用しましたが、AIの話はお休み。
中東や中東近郊についてや、アートワークで使用したモチーフの話をしています。
Canaanという曲について
Canaanという言葉は『約束の地』という意味を持つ、カナンやカナーンと読むものです。
今まさに戦争が激化している、イスラエル・パレスチナ問題の中心にある土地のことですね。
簡単にお伝えすると、複数の宗教の聖地がある場所です。
(センシティブな内容ですし、さまざまな国や民族など、各方面の主張が複雑に入り組んでいるので、詳細は専門家にお任せします)
その土地の方達にとって大切であろう、Canaanという名前を使わせてもらっています。
この曲は、コンプリヘンドのメンバーたちが、中東楽器や音階を用いた楽曲を作りたいというところから始まり、彼ららしいロックと融合した楽曲に仕上がっていると思います。
私と中東とのご縁
前置きが長くなりましたが、アートワークの話を。
中東のイメージといえば、私にとって情熱や信念の強いお国柄という印象を持っています。
その理由は、自分自身は行ったことはないものの、周りから聞く機会が多かった中東の話の影響が大きいと思います。
実は姉がドバイに5年ほど駐在していたことや、友人が数人カタールで石油関連の仕事をしていたりと、中東の近郊には縁があります。
また、過去に買った写真の1つに、嘆きの壁(東エルサレムの旧市街)の写真があります。
(世界1周をしたカメラマンの知人が、個展で販売していた写真を購入しました。※Takeshi Kudo氏)
そして、これはスピリチュアルな話になるのでYouTubeのコミュニティには書きませんでしたが、夢の中で、中東の方と関わったことがあります。
夢の中ではまったく良い関係ではなかったのですが、やたらとモスクや嘆きの壁に惹かれるのには、前世か何かでも関わっているのかもと思っています。
それくらいに、中東は私の中でなぜか魅力的な土地。
特に知人の個展で購入させてもらった嘆きの壁の写真は凄まじくて、いつ見てもしみじみと涙が出ます。
部屋に何年もずっと飾っている写真です。
そのように、個人的にご縁ある中東近郊の話。
彼らから聞いた中東の方達の話は、情熱的で激しさのある一面以外にも、信じるものを大切に扱う信心深さや、生き抜くための必死さなど、とても熱さの感じるものでした。
コンプリヘンドが伝えるのも、『今を生きる』『自分自身を生きる』です。
中東近郊の方達の力強い姿は、まさに生き抜いている姿だと感じます。
その熱さや信念を感じられる映像にしたいと思い、作ったのがコチラです。
水彩調のスプラッシュが激しく飛び散る映像を作りました。
『誰かの正解を求めるな』というテーマの『Canaan』。
自分の信念を貫き続ける彼らの熱さを、自分たちなりに人生に取り込んでいただくきっかけにしていただけましたら幸いです。
もしあなたが今、
自分の人生に諦めや無気力を感じているなら。
あなたの人生を、諦める必要のない世界を作ってください。
自分を生き抜いてくださいね。
私たちも自分を生き抜いていけるよう、自分の本当の望みを知っていきます。
一緒に、それぞれの望む世界に行きましょう。
見てくれてありがとうございます。
それでは、またね!
お知らせ
▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎
『誰かの為だけの人生になってないか?』
『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。
激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。
comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ
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【シングル定期リリース中!】
💿 最新シングル『whereabouts』"定期配信第5弾"
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