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役割で生きる前に自分がいる
今回は『役割で生きる場面もあるけど、その前に自分という人間がいる』という話です。
年始に帰省してきまして、姪っ子と接した時に感じたことに合わせて話してみようかと思います。
どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます
comprehend「コンプリヘンド」
というバンドのvo/gt根本直哉です。
▼姉のために大泣きした妹▼
2025年の年始は茨城の実家に帰省しておりました。
最近は仲良くなった姪っ子に会うのが楽しみで帰ってるのもあります。
6歳と1歳3ヶ月の姪っ子たちです。
特に6歳の姪っ子とはずいぶん仲良くなって相撲やらジェンガやらをするように。
今年はUNOをやりました。
(本気で負かしにいきました)
去年生まれた下の姪っ子と会うのは今回で2回目。
実家に帰省すると玄関までよちよち歩きで迎えてくました。
久々に会うのが嬉しくて、姪っ子の名前を呼んでみたら、彼女は一瞬固まり…その後一気に泣き出しました(笑)
それからも僕と目が合うたび大泣きする姪っ子(1歳3ヶ月)
しばらくして泣き止んだかと思うと、またチラッとこっちを見て目が合うと泣き出す。
泣き出すと姪っ子(1歳3ヶ月)がご飯が食べられないので、実家にいるときはなるべく距離をとるようにしました(笑)
この時は目が合うたびに泣いてたので、あまり接することが出来なきくて残念だなぁと思ったのですが、
後々、これは妹の優しさだったんじゃないかと気付きました。
というのも、まだ1歳3ヶ月という小さい姪っ子にはみんな集まってきます。生まれたばかりだからどうしても一番に面倒を見ることになるのは必然で。そうなると、周りの注目が下の子に集まって、6歳の姪っ子との差が出やすい。
おそらく、自分も姪っ子(1歳3ヶ月)に構っていたら、姪っ子(6歳)と遊ぶのは減っていただろうと思います。
そんなときに大泣きして僕と妻を遠ざけたことで、姪っ子(6歳)と遊ぶ時間が増える。
お姉ちゃんを独りぼっちにさせない妹の優しさなんじゃないか?と妻と話しておりました。
▼生まれてきた順番の性質▼
このとき感じたのは、自分のこと。
実は僕の家族は自分と姪っ子(6歳)以外はみんな末っ子です。両親も弟夫婦も妻も。
生まれてきた順番の性質上、兄や姉は一番先に愛情を受け取って、弟や妹が生まれたらその愛情の先が移動するのを体験することになります。(全ての親子がそういうわけではないだろうし、あくまでそういう形になりやすいのではないか?という持論です)
なので、よく言われる「お兄ちゃんなんだから…、お姉ちゃんなんだから…我慢しなさい」
その役割で自分の気持ちを抑え込むことを自分がしてきたんじゃないかなぁと今回のことで改めて感じました。
決して、姪っ子(6歳)がそうなるわけではないだろうし、親族とはいえ、教育方針に口を出すつもりもないのですが、
一年に数回でもに会ったときには役割ではなく、姪っ子(6歳)本人を見て接してやりたいなぁと思いました。
役割で生きる場面も、もしかしたらあるかもしれません。
けれど、その前に自分という人間がいる。そのことを思い出させてくれる出来事でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
今日も自分を生きてやりましょう。
それでは良い1日を!
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comprehend(コンプリヘンド)とは?
『誰かの為だけの人生になってないか?』
『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。
激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。
2024年9月、メンバー脱退によりvo/gt 根本直哉ソロプロジェクトとして移行中…
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information
single『この時代に生まれて』
MV『残生』
MV『エスト』
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