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フェイク鰹節を作る方法。

どうも。「ねこぜばと」と申します。読み方は「ねこぜばと」です。
普段は全ての人間生活に貢献できない記事を投稿しているのですが、今日はとっても役に立つ記事です。

では、どんな内容かというと……

です。
内容はそのままです。

先に言っておきますがこの記事はとても内容が薄いです。
この記事を熱して水分を飛ばすと内容が濃くなるかもしれませんが、どうなさるかは個人にお任せします。

▲全てに無関係です。

さて、皆さんは鰹節はお好きですか?
僕は鰹節が大好きです。理由は特にありません。







さて、先日私はメールで友達に

謎のプライドで、LINEでは無くGoogle chatを使っています。

みたいな事を勢い余って言ってしまいました。

僕のような陰陰しい人間がこんな事をしても良いのかという点や、友達の返事がやる気無さそうすぎる点など様々な心配どころがありますが、もう遅いです。頑張るしかありません。


僕はたこ焼きを作った事が人生で一度もないので、友達が来る前に練習として少し作ってみました。

しかしそこで重大なアクシデントが発覚したんです。

鰹節なる物、世間ではどうでもいいと思われがちですが、鰹節好きの僕にとってはとっても大事な物です。

しかし、もうそろそろ友達が来るので買いに行く訳にもいきません。
一体どうすればいいのか…

他の物で妥協する?
いやいや。我々の業界では妥協なんていうものは許されません。

こうして悩んでいるうちに、僕の脳内に突如幼い頃の思い出が朧げながらに浮かんできました。



---思い出タイム---

これは小学生時代の夏休み中の話だ。

ある日、僕は唐突に誕生日気分を味わいたいという衝動に駆られた。

この時僕はかなり空腹だったのだが、この衝動は3大欲求の内の一つである食欲さえも凌駕するほどのものだった。

仕方がないので家の中で誕生日感のある物を探した。
で、見つかったのは…

オレンジ色の9

ケーキに立てる数字の形をしたロウソクだった。それくらいしか無かった…というか9が何故か3つ有っただけだった。

で、その中のオレンジ色の9を手にし、じっと見つめた。

やはりロウソクを見ていると、火がつけたくなってくる。

その時家には自分以外誰もいなかったのだが、とうとうロウソクに火を付けた。

だが、やはり小学校低学年の僕に火遊びは早かった。

火を付けたロウソクを手で直に持っていたので、火によって溶かされたロウが机の上に垂れてしまった。

まあ、拭けば取れるだろうと思っていたのだが、いざ拭いてみると全然取れない。

どう力いっぱい拭いても全く取れない。むしろ固まったロウの表面が磨かれてピカピカになってきた。

「わあ綺麗♡」

午後1時50分

とか言ってたら親が帰ってくる時間が迫ってくる。
「ヤバい。」
そう思った僕は近くにあった定規を手にした。

そして固まったロウを削り取るように、その定規の角をロウの上で滑り動かした。


すると……

ん?
これは…

鰹節だーーーーー!


たくさん集めると。

袋の下の隅に溜まっている系の鰹節にそっくり

うぉーーーー
鰹節だーーーーー


ガチャ。(玄関のドアが開く音)

---思い出タイムおわり---

おーーーそうだ
これを使えば良いのか!

まさか小学生の頃のしょうもない思い出がこんな所で役立つとは。
今ここに向かって来ている友達に自慢しよう!

……え?

なんで。

何も悪いことしてないのに!

ただロウで鰹節を作っただけじゃないか。


僕は泣いた。
こんな嘘みたいな嘘で何かを断られる日が来るなんて。
しかもドタキャン……

こんなに泣いたのは いいちこのCMを見た時以来だ。


仕方がないので僕は気晴らしにスーパーに行って本物の鰹節を買うことにした。

そして買ってきた鰹節をたこやきの上にふりかけた。

すると鰹節はたこやきの上で動き出した。

僕の目にそれは鰹節が楽しそうに踊っているように見えた。

「楽しそうだな……」


しばらく踊る鰹節を端から眺めていると、学校でいつもクラスの輪の中に入れず、一人孤独な学校生活を送っていたころの記憶が蘇ってきた。

なんだか嫌な気分になった。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なぜか鰹節が嫌いになった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


---完---


この記事はフィクションです。


最後に、

節ってない鰹〜〜✌︎('ω'✌︎ )




さようなら。

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