ガーデニング1年生へ。失敗から学んだ教訓10選をシェア
2024年、ねこすけは庭仕事を始めました。
これからやってみようかな?と思っている方へ、私が実践で学んだ<ガーデニングの超基本>をお伝えしたいと思います。
ガーデナーにとっては「当たり前」のことばかりだと思います。そんな方には「1年生の自由研究発表」として読んでいただければうれしいです。
1.植物の成長サイズは土の量で決まる
衝撃度No.1だった言葉。「鉢植えより地植えのほうがいい」の最大の理由は、植物が根を自由に大きく張れるから。鉢植えの場合は大きめのプランターを使うと、地植えに似た環境がつくれます。
2.植え替えは真夏を避ける
植え替えは植物にとって大手術のようなもの。人間は手術のあとは安静にして、少しずつ体を慣れさせていきますよね。真夏は暑くて植物にとっても過酷なので、大手術=植え替えは控えた方がよいです。どうしてもの場合は根の周りの土ごと植え替えて、できるだけ「何事もなかったかのように」するのがベターです。
3.水やりは涼しい時間に
特に真夏は、日中に水やりをすると水がお湯になってしまいます。お湯の中にずっと浸かっていたらのぼせてバテてしまいますよね。植物も一緒です。
4.水のあげ過ぎはNG
基本的に水やりは土の表面が乾いてから。なぜかというと植物は根から空気も取り込むからです。土が乾かないうちに次の水やりをしてしまうと窒息してしまいます。また根腐れになったり、病気になったりしてしまいます。実際、ミニトマトが病気になりました。
5.底面給水プランターの使い方
前項からのつながりで、毎日水やりができるのであれば底面給水プランターの栓は抜きましょう。水分過多で根が溺れてしまいます。
栓を閉めるのは、数日水やりができなそうだったり、水やり頻度を下げたいとき。特に旅行などの場合は、いきなり本番をするよりも、事前に一度リハーサルして植物の様子を見てみるのをおすすめします。
6.マルチングをする意味
バークチップなどによるマルチング。おしゃれに見えるだけでなく、土表面からの水の蒸発を抑えてくれる効果があります。水を多く必要とするブルーベリーなどにおすすめです。また土表面を覆うことで雑草抑制の効果も。
7.一年草、多年草、宿根草
お花やリーフの苗を買うときに少し気にするといいのが、一年草・多年草・宿根草の違い。
一年草は花が終わったら種をつくりその株の寿命が終わりますが、種を翌年蒔くことで次のシーズンも楽しむことができます。多年草・宿根草は数年は植えっぱなしでOKなもの。冬も越せます。多年草は株が弱ってきたなと思ったら植え替えどき。宿根草は適宜剪定をすると若々しさを保てます。
あまり植え替えをしたくない、そんなに手をかけられない場合は、宿根草多めでレイアウトを組むといいかもしれません。
8.元気がないときは害虫と病気を疑う
水やりのときに植物の健康チェックをしましょう。葉っぱが変な形に千切れていたら、虫に食べられた可能性が高いです。周辺を見て、もし虫がいたら早めに取り除きましょう。放っておくと翌日にはその3倍食べられています…笑。
また葉っぱに斑点や変色があったら病気の初期症状を疑ったほうが良いです。本やネットで調べて早めに手を打ちましょう。
応用編ですが、木の根や幹を食べる虫もいます。見つけにくく放置しやすいので気をつけてください。我が家はブルーベリー1本、コガネムシに根をやられました。
9.挿し芽・挿し木でクローンを増やせる
育てている植物で、もっと株を増やしたいなと思ったら、種をとって翌年植えるほか、挿し芽・挿し木をするという方法があります。剪定した枝などから根を出させて新しい苗にするという方法です。
木よりも草花の方が根が出やすい気がします。マリーゴールドは何本も成功したので、初心者向きだと思います。また、バジルやオレガノなどの生命力の強いハーブは切って水につけておくだけで発根したりします。
10.自分のキャパを知る
ガーデニングに限ったことではないかもしれません。植物は生き物なので、「自分がどれだけ手をかけられるか」は苗を買うときに一度考えてみることをおすすめします。
個人的には、春の植え付けよりも秋の片付けの方がパワーが必要な気がしています。それは自分が去年の秋に放置してしまった経験から。春は新緑に囲まれてテンションが上がっているのですが、花や緑が終わった後、寒くなってきてから枯れかけの植物を片付けるのは少し気合いが要ります。
水やりも、プランターの数が多いほど大変です。特に夏は朝と夕方の2回水やりが必要な日も出てきます。
ビビらせているわけではないのですが、気持ち、時間、体力のキャパを考えて、どれくらい手をかけていけるかを最初に一年スパンでイメージしてみるといいかもしれません。
長文を読んでいただきありがとうございました。
まだ始めたばかりで、続けながら自分も成長していきたいと思います。
挿し芽、ミニトマトの病気、底面給水プランターの失敗、それからゴーヤのグリーンカーテンなどなど、個々の記事で詳しく書いているのでよかったら読んでみてくださいね。
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