[人生手帳]#26 反発されない、叱り方のコツとは?
皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。
[人生手帳]では、幸せになるための知恵や助言など、人生に役に立つコンテンツを紹介しています。
★
「叱り方がわからない」
叱り方....初めて管理職になった人や、
幼い子をもつ親が、抱えやすい悩みです。
「叱り方」に悩むのは、叱っても効果がなく
逆に悪影響を起こしてしまうからなんですね。
それで、叱り方のスキルがないと
相手を正しく指導できないだけでなく
人間関係を壊すこともあり、要注意です。
それでは、どう叱ったらいいのでしょうか?
これは、私が20代の頃、会社の上司に教わった
方法です。
この叱り方のポイントは、怒っているのではなく、
「叱っている」と、相手に気づかせることです。
人は叱られていても、
「自分を信頼しているから」
「自分を思って叱っているんだ」
と思えると、素直に聞けるものです。
叱る目的が、相手の行動を正すことなので
相手が反発するような叱り方はNGです。
相手の行動が変わるように叱る必要があります。
それでは、上司が使っていた叱り方を紹介します。
叱り方の1段階
最初は何事もなかったかのように、事情を聞く。
(できるだけ笑顔で、十分に聞くこと)
*笑顔で聞く理由は、相手に素直に話してもらうため。
(反発心があると、言い訳やウソを言いやすくなる)
*部下がなぜ過ちを犯したのか、その原因がわかるまで聞く。
(原因がわからないと部下を指導できなので)
叱り方の2段階
叱る材料が十分に集まった時点で、叱る。
*部下は自分が素直に話したので、反発しにくい。
*反発しにくい分、反省しやすく、改めやすくなる。
たったこれだけです。
非常に簡単ですが、効果がありますよ。
当時、私も在庫確認を間違えて、上司にこっぴどく叱られたのですが、
シコリは残りませんでした。
もし、自分の事情も聞いてもらえず叱られていたら、
シコリが残ったと思います。
今考えてみると、叱る前に相手を十分に認める(よく話を聞く)ことって、とても大切なんですね。
人間関係を円滑にする、非常に重要なポイントだと理解できました。
一度、試してみて。
それでは良い一日を!