流れをとめない〜明王院と草戸稲荷~
最近はだいたい早朝から書き始めるというのが日課になりつつある。
きのうはひさしぶりに福山の草戸へ。
明王院と草戸稲荷神社のふたつがある、私の好きな場所。
明王とは、やさしく説いても救済できない人の前に、怒りで現れる神様。
不動明王とかね。
怒りもまた愛のかたち。
怒るって、すごくエネルギーがいるから、逆にすごい愛なのかもしれないね。。
お不動さんを見た後、わたしはここのお地蔵さまを見る。
お地蔵さまも、地蔵菩薩といって、菩薩さまだから、修行中の仏で、修行しながら人々を救済している。
お地蔵さまは、外からの災いを防ぐため、境界に配置されている。
閻魔大王は、地蔵菩薩の化身って書いてあって、きのう初めて知った!
お地蔵さま、あなどれませんね。
そのあと、明王院最後のしめに、池のそばの、七福神を見て帰る。
ここの七福神がね、白雪姫と七人の小人感があってですね(笑)
まぁ、正確に言うと、弁財天さまと、あとの六人の福の神なんですが。
一度そう思うと、ドワーフ小人にしか、私には見えなくなってしまいました。
機会があればぜひ。
そのあとは、歩いてすぐの草戸稲荷神社へ。
基本、昨日も書きましたが、うかたまさまがまつられている伏見稲荷神社が好きなので、お稲荷さんは基本好きです。
明るい時間だと上の展望台まで昇れます。きのうはもうしまってた。
あと、ここの草戸稲荷には、私の好きな眼力社さんもいらっしゃるので、もれなく、眼力社さんと、あとその隣には、こんぴらさんもいらっしゃいます。
こんぴらさんも、若冲の絵があるので、昔行って、好きになった場所です。
好きな場所いっぱいありすぎって?
はい、双子座だから、好きなものは多いんですよ。
ここのおみくじは大大吉があったりするのですが、きのうは向吉。
またそんなレアな。。
待てば海路の日和ありみたいなことが書いてありました。
そうそう、明王院のところに、
草戸千軒は中世のフィレンツェのような場所である、伝統にがんじがらめになった京都にはない斬新なデザインがみられる、といった内容で
作家の五木寛之の言葉が書かれてあった。フィレンツェですって!
まぁ、地方がやっぱりおもしろいよね、と徳島に15年、広島に3年弱住んでいる、関西出身の私は思う。
自然がたくさんあること、そしてモノや情報や人が少ないことで生まれる創造性は、地方の方がおもしろい。
その土地ならではの歴史、これほど面白いものはない。
時間が積み重なってしか出せないものは、コスパもタイパも勝てん。月山羊は古いもの伝統歴史が大好き。
だから、どこにでもあるチェーン店が、小さくてユニークな商店街などをつぶしていくことに残念な気持ちでいる。
でも、そう思うなら、自分が買う場所をまず変えていけばいい。
小さな店をつぶしているのは、わたしたちの購買行動なんだから。
わたしは尾道商店街の花屋で買う花が好きだ。
会話しながら買うことが大好きだから。このお店がずっと続いてくれるように毎月通う私です。ちょっとだけだけど!
わたしたち、ひとりひとりも、とってもユニーク。
だから誰かの真似をしなくていい、自分自身でいる。
でも、何にもしないでいいか、というと自分自身でいる努力もまた必要。
変に迎合しない自分でいること。
常に進化し続ける自分でいること。
変化をとめたら、そのときそれは死を意味する、自然は常に移ろうもの。
万物は流転する。
元パートナーには、変わるな、しょっちゅう出かけるなと言われたが、
それはふたご座にとって、すなわち死を意味するんですけど!
双子座さんがあちこち出かけられないのは死ねといわれているのと同義なので。
お互いのために、離れる関係もある。
そう、しあわせなるようにしかできてないのでね。
しあわせにできない、
とも元パートナーにいわれたけど、
あの、すみません、、、
わたし、自分でしあわせになれるんでね(笑)!
今日も良い一日を。
お読みくださりありがとうございます。
かやの。