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コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて①~

そういえば宇宙基地研究会のことも書かなきゃと思いつつも、自分の中で大きなものから順番に出していくのが良いだろうということで、こっちからアウトプットします。

昨年、コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言下にて、他の人はどう思ったかはさておき、自分の中で「自職場は駆逐された」ように感じました。

周囲や上を見ても、宣言解除までは先延ばしでいこうという方針だったように思います。少なくとも、再開した際には、前期のスケジュールが後ろに延び、結構大変になるのではないかと想定していましたし、同じ職場の中でも自分と同じ危機感を抱いていた仲間とは、早々にオンラインで進められる方法を模索していました。

結果、同じ危機感を抱いていたのは少数派であり、慎重派が多かったように感じています。確かに大変は大変だったのですが、その大変さというのは「学生にとっての教育のベストとは何か?」を今あるresourceで考えるというよりは、方針や戦略がないことでの混乱が先に合ったように思いました。この課題に関しては、他にも色んな現場であったのではないかと推察しています。

私は幸いな事に、大学院進学ということもあり、教員でもあり院生の身分でもあったため、この二足のわらじが異動を考えるいいきっかけとなりました。ほぼオンラインで、研究室へ行けたのは数回でしたが、それでもオンラインを通して、研究、私のメンタルヘルスを支えてくれました。そして、奇跡的に同期に友人の存在(実は入試前日にお互いが受験することを知る!)や、その研究室の先輩からも沢山の情緒的支援を頂きました。

そして、同職場の理解者の教員、学外で色々と仕事をしている教員からも異動に関して前向きな言葉を投げかけて頂きました。更には、昨年オンラインで一気に近くなった産業保健のツイッタランドの皆さんにも温かい言葉を受け、異動する気持ちが高くなっていきました。

私が異動する理由はいくつかあったのですが、「自分の専門性を発揮できていないこと」が1番だったように思います。ただ自分が在籍していた所属がNGだったかというとそうではなく、それはそれで自分にとってはその時期、その場所でいたことは、大きな糧となったことは間違いないです。また、専門性を考えるにあたり、「自分の専門性」「教育者としての自分」の軸で考えた際、いつかどこかのタイミングで離れないといけないなと考えていました。まあ、それがコロナだったということですね。

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