ネコピン

博士後期課程を修了したあかつきには、本気でコメンテーターになるための術を模索したいと思います。 目指せ、産業保健の「上沼恵美子」先生!!

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最近の記事

オセロな組織~人手不足の職場とこころの健康~

メンタルヘルスを専門(と言っていいのか分からないけれど)にしていると、色々な話を聞くことになる。 自分の職場でなくても、世の中には話したい人はたくさんいるようだ。 そこまで人を憎むほど、執着するほど、何か期待をしていたのかな…と思う。 色々なコミュニティにいると、泡のようにぶくぶくと色々なトラブルがある。 「あの人は能力が低い」「全然仕事をしない」 「相談したけれど流された。ずっと言っているのに」「時短で情報がもらえない」

¥250
    • 第2回 Nature Based Stress Management Level1 2023/7/16開催のご案内

      自然の豊かさの中で過ごすことは誰しもが味わったことがあるかと思います。その中でワクワクしたり、落ち着いたり、そわそわしてみたり…。 自然に触れることのポジティブな影響は報告されており、国内外でも注目されていますが、まだ明らかになっていないことはたくさんあります。 私たちは、スウェーデンで開発されたNBR(Nature Based Rehabilitation)のフレームを参考にし、自然を活用したストレスマネジメントのプログラムを開発、その効果を明らかにする研究に取り組んでい

      • 6月24日は雨でも自然の中で佇む日に

        私自身、今年度異動をして、時間に忙殺される日々を送っていますが、環境が変わると心持ちが変わります。 都心でもここは山間部で、車を走らせれば徳島の田舎を彷彿させる。 迫る森林、耳を澄ませずとも鳥のさえずりが聞こえる。 あの仕事もこの仕事も…と思っていたせわしなさから一転、この時間を身体全身で楽しもうと思える。 平時は自分のことだけで精一杯な自分は、自然の空間の中で「生かされている自分」を体感する。 なんともいえない数時間を過ごし、リトリートは完了した。 そんな経験を、研

        • 9度目くらいの挨拶:新入職員として

          年末以来ですね。 年末から今まで何をしていたかというと、3月下旬まで就活をしていました。一生懸命色んな所を受けていたというよりは、決定が遅かったという事で、周りには大変ご迷惑をおかけしました。 4月から新入職員として配属されました。 初々しいです。 あードキドキします、仲の良い人がいるかな、どんな人がいるのかな…。 ってのを9回くらい繰り返しています。 9回もこんなことをしていると、どうやって組織の中に溶け込んでいくかのノウハウくらいできるものでございます。 ニーズがあ

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        • ネコピンの徒然日記
          3本

        記事

          2022の最後に思ったこと②―音楽から考えたこと―

          落合さんのDJは、20時過ぎに開始された。紅白歌合戦の音楽をかけながら時々心臓の鼓動と同じリズムで音楽が流れる。 DJブースの隣にはスクリーンにAIで生成された画像が流れてくる。2022の画像の生成という事で、北京五輪~ウクライナ侵攻の軍事的な画像が次々に流れてくる。 私は31日に改めて平和であることを噛みしめつつ、流れる音楽で心が少しずつほぐれていく事を感じていた。少しまだ周りは音楽にのること、踊ることには抵抗があったようで、ブース前には数名しかいなかった。 ただ私の近く

          2022の最後に思ったこと②―音楽から考えたこと―

          2022の最後に思ったこと①―書籍からのふり返り―

          久しぶりの投稿である。 31日は某茨城県の場所で、酒蔵×DJ落合陽一氏のイベントがあり、参加をしていた。色々と思いを駆け巡ることを備忘録として残しておく。 今年は本当に自分も世の中もとんでもない局面に向かっているなという絶望感を抱きながら日々を送っていた。 ーああ、こんなことをしてもミサイル撃ち込まれたら終わってしまうだろうに… ー私が伝えている教育はどこまで人に影響を与えるのか。その知識もやがて風化する、そして自分が正しいと思っていることがある日異端者のように取り扱われる

          2022の最後に思ったこと①―書籍からのふり返り―

          Nature Based XXX~対面ではじめまして~

          コロナ前にオフ会をして、その後ツイートしたことを覚えている。 オンラインでのつながりはオフラインで繋がった。 この後どうするか…。 そう考えながらコロナになり、オンラインの仲間に助けられ、自分なりにオンラインのメンバーと交流をしてきたけれども、自分の中では周りのオンラインメンバーよりアウトプットできていない間隔をずっと抱いていた。 誰かと比べるものでもないけれども、自分の中で自分の表現として語ることがすごく難しく思えた。 何となく転職のnoteも書いてきたけれども、まだな

          Nature Based XXX~対面ではじめまして~

          盆地の夜の空気-2-

          私過去に住んでいた住居の横を通る。 うだつのある家屋で、築は100年程度過ぎていると思う。 今の自宅からは100メートルほど離れていて、この家屋に母方の祖父母が住んでいた。 6年ほど前、祖父が逝去して以降、空き家になっていた。 しばらくの間は飼い猫のミーコが家を守ってくれていた家でもあった。 こんな辺鄙な場所に誰が住むのか、行く先は更地にするのがオチだろうと思っていたが、今年に入り、買い手がついた。 今はその方が住むための改修中だ。 自分の家、祖父母の家が離れてしまい、もう玄

          盆地の夜の空気-2-

          盆地の夜の空気-1-

          この暗闇は自然なことであった。 昔から変わっていなかった。 夜は暗いし、シンとしていた。 お線香の匂いがする自宅を出て、暗闇の道路へ出ていく。 空気が澄み渡り、緑の香りが盆地全体を包み込む。 普段の生活圏にも公演は沢山あるけれども、緑の濃度が違うことを身体全身で感じる。 先月、仕事で関東の地方都市へ向かう途中、夜間に山沿いを潜り抜けた時、あまりの暗さにちょっとした怖さを覚えたのを思い出した。 両脇に聳え立つ森林に街灯のない道路。 街灯があった場所を通ったかと思えば虫の群衆

          盆地の夜の空気-1-

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて③~

          転職を過去何度もしてきた身としての心構えとして、異動するとこれまでの経験値が0になったように思えることです。これまでの常識的なルールの多くは、その組織内での規範に基づいたものであり、違う組織へ行くとそれが全く通じなくなるのです。 これまでの大部屋から2人きりの研究室となり、都内の大学から千葉の大学へ異動し、電車4本通勤から高速道路生活…と、1か月も立たない間に大きく変化しました。 自分の担当領域も精神看護→地域看護(在宅看護・公衆衛生看護)になりました。私は保健師経験はあ

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて③~

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて②~

          転職について、このタイミングで異動するかどうかも含め、随分悩みました。ちょうど、パーマネントの契約の話も出ていたので、変な話、いようと思えばいることはできたのです。 1.転職するまでの労力 2.これまでの教育と全く異なる中での講義&実習の組み方 3.大学院 1~3を考えると、「何もしない」ことが1番自分に優しい結果だったのですが、にも関わらず自分が異動する決意を固められたのは、「自分には何もない」という劣等感と、「何にもない自分を受け入れてくれたらそこにしよう」という

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて②~

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて①~

          そういえば宇宙基地研究会のことも書かなきゃと思いつつも、自分の中で大きなものから順番に出していくのが良いだろうということで、こっちからアウトプットします。 昨年、コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言下にて、他の人はどう思ったかはさておき、自分の中で「自職場は駆逐された」ように感じました。 周囲や上を見ても、宣言解除までは先延ばしでいこうという方針だったように思います。少なくとも、再開した際には、前期のスケジュールが後ろに延び、結構大変になるのではないかと想定していましたし、

          コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて①~

          弱さを吐き出すことは悪いことではない

          おはようございます、ネコピンです。 世の中の学び方、働き方がこのように一気に変化があることというのは、歴史的にも大きな事象ではないかと思っています。感染症のパンデミック、産業革命&自然災害のコラボといいますかね。 人は今までの知識や経験を元に物事を判断していきます。今の世の中は、その根底が崩される事象が日々繰り返されている状況であり、不安になることは当然のことと思っています。 元々SNS発信が得意な人はこれを契機にチャンスをものにしているでしょうし、だからといって元々S

          弱さを吐き出すことは悪いことではない

          私の中の新しい生活様式-2020.8-

          Hello New World ‼ 世界が見えない敵に対し恐怖におののき、マスクやアルコールは市場から無くなった春…そして今「夏」!!去年皆さんこんな夏が来るって予想されていました??私は全然ですよ…。 それこそ日々の満員電車にウンザリしていて、何かよく分からないトラブルに毎日巻き込まれ、東京オリンピックの開催期間には徳島の実家へ帰ってゆーっくり過ごすぜと心に決めていたのに…オリンピックはおろか、インバウンドも、いえいえ私の実家への帰省も制限される夏、日本の夏2020!

          私の中の新しい生活様式-2020.8-

          テレワークが慣れない!?ー五感集中10日間の振り返りー

          知識があってもうまくいかない、だって人間だもの…というのが10日間やってみての感想である。3月からテレワークを実践している夫から遅れること1か月後、職場が都内ということで少しずつテレワークへシフトしていった。 夫から 「すぐできると思わない方がいい。1か月してようやく俺はコツをつかんできた」 と言われたものの、4月末(ようやく1か月)経過しても全然慣れないのが結論である。 【なぜ、1か月しているのにテレワークなでないのか?】1.職場環境と自宅ではそもそもの環境が違う 

          テレワークが慣れない!?ー五感集中10日間の振り返りー

          なぜ人は絵を描き歌を歌うのか?

          平時の際にはそんなことを考えないものですが、自分の中でこのような疑問が生じたので、現時点での自分の考えをまとめたいと思います。 コロナで必要とされる仕事、そうでない仕事を考えてしまう人もいるのではないでしょうか。 私は教育現場の人間として、「教育」は必要だけれども、自分は教育者として必要不可欠なのかを考えてしまいます。必要な知識が、必要な経験ができる場が提供できれば自分でなくて良いのではないか…そんな疑問と向き合っています。 そうはいってもあるタイミングでは「私」ではな

          なぜ人は絵を描き歌を歌うのか?