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コロナ禍の教育現場で異動して思うこと~入職1か月を終えて②~

転職について、このタイミングで異動するかどうかも含め、随分悩みました。ちょうど、パーマネントの契約の話も出ていたので、変な話、いようと思えばいることはできたのです。

1.転職するまでの労力

2.これまでの教育と全く異なる中での講義&実習の組み方

3.大学院

1~3を考えると、「何もしない」ことが1番自分に優しい結果だったのですが、にも関わらず自分が異動する決意を固められたのは、「自分には何もない」という劣等感と、「何にもない自分を受け入れてくれたらそこにしよう」という楽観的な考えでした。①で自分の専門性を書きましたが、自分の専門性が何かもよく分からない状況だったので、いても自分が「できている」感覚なんてないですし、皆混乱しているし、サイコロを振る感じで転職活動を始めました。

賽の目が出たところが今の居場所なのだろうと。

寝たろうとも話し、「まあ無職になったら大学院生で没頭すれば?」という言葉ももらえたので、大分先行きが不透明なくせに、見通しがつきました。

今の職場に決まってから、どのタイミングで誰から伝えるべきかも大いに悩みました。応援してくれる人、怒りをぶつけてくる人、残念がる人、引き留めようとする人…色々ありましたが、異動をするには痛みがつきものかという学びを得ました。これまで退職していかれる人を見送る際「なんでこんなに気を遣っているのだろう」と疑問でしたが、まあそういうことかと腑に落ちました。関係性を絶妙なかたちで保つというのは、かなり神経を使うものだなと思いました。

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