完璧を求めてしまうこと
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おはようございます。
ここの所、眠れなくてかなり調子は悪くて、
こういう時は、生産的なことができません。
ようやくお医者さまの所に行ける日が来たので、
ああよかったと思っています。
あと、人にいらないことを言ってしまって、
ちょっと凹んでいます。
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本格的に具合が悪くなると、
体は激痛、
耳から入る音も酷くて聞いていられない
本も読めないことも多いです。
今回は本が読めたので、本を読んでいました。
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少し前にも出しましたが、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」という本の
読む時間が増えていました。
ほかに何か接していると、
自分の苦痛に意識が集中しなくても済む。
こういう時に、無理やり何かをしようと思っても
ミスが多い事をしてしまって
かえって、打撃になってしまう。
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その中で坂本竜馬の妻「おりょう」という人が出てきます。
おりょうさんは、凄く癖の強い所があって、
「奥さまが、あんな人でいいんですか?」
みたいなことを竜馬に言う人がいて、竜馬は、
「人の諸所の愚の第一は、他人に完璧を求めることだ」
と。
なにぶん小説の話なので、
本当に、そういうことを竜馬が言ったかどうかはわからないですが。
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ゆとりが無いと、私は、どんどん自分に対しても、
人に対しても、細かくなっていってしまう所があって、
前に挙げた余計なことというのも、
自分にゆとりが無くなってたなあと、反省していました。
自覚すれば、少しは変わるのかもしれない。
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ただ、
ゆとりが無い時間が多かったり、
たびたびである場合、
長い不調と付き合う場合、
人間関係を断って引きこもるのは、
私は害があると思っています。
そこが本当に難しい。
アンバランスな自分に他人を付き合わせてしまう事を
「死んだら寿命が尽きたら終わりだ」
という覚悟で、
恥ずかしいとか、
申し訳無さみたいなことを、
押し殺して、
交流したり、
表現をしているのですが、
本当に、変わらない稚拙な自分を感じる時は、
なんだか、凹みます。
これも、自分に完璧を求めてしまっているのかもしれませんが。