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【読書記録・日記】めんどくさがり屋、キャンプで学ぶ。
こんにちは。長尾早苗です。
ただいま長野におります~!!
黒姫童話館にて、エンデキャンプで学んでいます。
普段はnoteのアプリは使わないのですが、今回はnoteのアプリで更新していきたいと思います!
*今週の読書
【書籍】ジェーン・スー『これでもいいのだ』中央公論新社
わからないのがわかる。スーさん、すごいわかる。わたしもいつかそうなるし、そうだった。30代になってから、年齢不詳と若さの中途半端さを知ったし、もう嫉妬もダサい。イタイ、もそこそこどういうことかわかってきた。
この人の声や顔を聞いたり見たりするだけで元気になる。わたしにとってスーさんはそういう先輩。いろんな苦労も仕事も、こなしてきたのちに見えてくるものって、人間の本質なんだよね。
ずっと、早く40代になりたいと憧れてきました。周りからは理解されなかったけど、スーさん、年齢を重ねていくっていいことですよね。
猫背のスマホ首と職業柄の肩こり、胸を張って歩こう。
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【書籍】ジェーン・スー『おつかれ、今日の私。』マガジンハウス
なーんでわたし、こんなにうまくしたたかにやれないんだろう。
そう思ってしまうへとへとの夜。在宅の仕事だからこそ、プロジェクトを重ねてどんどんプライドもキャリアも大きくなってきている、けれど目に見える結果はない。
公私ともに忙しく、愛犬の葬儀にも祖母の葬儀にも自分の気持ちがわからなかった。なんで泣けないんだろうと思った。どこか冷静に、家族の死について考えてしまっていて、その冷静さに泣けてきてしまう。弱ってるんだと思う。
ちょっとお高めのバスソルトを買うところから。わけもわからずめそめそするわたしを、スーさんは優しくなでてくれる。
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【テレビシリーズ】光る君へ 31週 月の下で
作家がプロットを自分の頭の中で構成してから執筆に至るまでの描写がとても美しかったです!
左大臣道長からの依頼で、読者は天皇。当たり前だけどすごい依頼だ……。しかもシリーズという大仕事。家族にも相当な理解が必要だし、第一巻の完成にも時間がかかる。
原稿はまひろが大好きな越前和紙。越前での厳しい日々は、すべて執筆のためにあったと考えると、まひろにとってこの依頼はとてもよかった体験だったのかなと思います。
【Podcast】文学ラジオ空飛び猫たち 第165回彼女が人生の中で覚えていること「スイマーズ」ジュリー・オオツカ著
認知症の女性、何も覚えていないことは幸せなのかどうかについて聞きながら思っていました。わたしも母方の祖母が最期に認知症になって病にかかって没したのですが、祖母はわたしのことも母のことも覚えていなくても、幸せだったんじゃないかなと思います。わたしたち元気な若者が「何も覚えていない」ということについて、それが不幸なことなのか幸せなことなのかを考えると、わたしたちは怖いと思う。それでも、「覚えていない」は逆に便利なことのように思う。つらいことも楽しかったことも、覚えていなくてもプールの中では幸せでい続けられる。わたしは共感したなあ。
【Podcast】やんぐはうすラジオ 第4回うさぎざうるすラジオ:本所さん、おめでとう!この人生を振り返ろう!前編
物語の作り手がどんどん同世代になってきていますね。
30代になるって、アラサーであるって、創作者にとってもとても大事なこと。昔を振り返ることも、そうそう、あれはやったよねと同窓会気分で聞いていました。
岸田君(東堤君)はわたしより一つ年下なので、なんだかんだ弟のように思っています。ようしゃべること……。
作家も30代になると、自分の人生を仲間と振り返ってみたいもの。そういう創作者の仲間がいるって大事だしいいなと思います。
【書籍】河原奈苗『LITTERA PAPER4』
大好き奈苗さんのzine。
乳がん闘病記も、ロシアンポストパンクの話も、奈苗さんにしか書けない話で奈苗さんの世界がzineでできている。表紙の裏は先日の個展の差し入れだったのですね。原宿に行った時楽しかったな。
次号も楽しみにしています!
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【書籍】河邑厚徳+グループ現代『エンデの遺言 根源からお金を問うこと』講談社+α文庫
ユートピアというものは、あるのか?
13歳の時から疑問に思っていたことでした。お金は使わなければ滅びる。人間が人間らしく生きるためには「働く」ことが必要で、その「働く」ことの対価として「賃金」があり、「社会」がある。エンデの『モモ』を読んで、勉強すればするだけわかることもわからないことも増えていく。どうしてこんなに簡単な命題がわからなかったのか、どうしてさらに勉強しようと思わなかったのか、お金は本当に汚いものなのか?
生きることにおいて、人間らしく「よく生きる」ということには経済とお金が必要です。その根本的な疑問を解決しないで、革命もユートピアも語れない。
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【書籍】黒姫童話館『童話の森通信 vol.16 特集 ミヒャエル・エンデの贈り物』
エンデは文筆家である以上に芸術家でもありました。
エンデのお父さんから受け継いだこと、物事をよく観察する目、そういったものを生でみたい!
黒姫童話舘、どんなところなのかとても楽しみです。
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【書籍】ミヒャエル・エンデ著 上田 真而子 訳 佐藤 真理子 訳『はてしない物語』岩波書店
わたしがミヒャエル・エンデから学んだものは、世の中に対する「姿勢」だったのかもしれないな。
作家や詩人は、自分が作り出した世界に対して、注意深く謙虚にいなくてはいけないし、世の中に対して淡々と堅実に生きることが大切なのだ。
嘆き悲しんでばかりも、何も考えずに笑い飛ばしたりも、できない。真剣に堅実に地面に即して歩く。ただそれだけのことなのだ。
今読めてよかったなあと思う。
わたしが毎日、学んできたことについて。
【書籍】ジェーン・スー『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』文芸春秋
大人になるにつれ、こんなに朝はやることが多いのか……と途方に暮れる時があります。
どんなに旦那さんが献身的でも、わたし自身が体と心のためにやりたいことが多すぎる。
だからといって、全てをオーガニックにしたりロハスにすることもできない。
ああやかましい。世間はやかましい。
そんな時に、そっと「たまにはいいんだよ」と背中をさすってくれるのがスーさんだと思っています。
日常生活は踊り。ずっと続いていくから、体力勝負。それでも、よい生活を続けていけますよう。
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【Podcast】真夜中の読書会~おしゃべりな図書室~「もうええでしょう」地面師たちと不動産リアリティショーにみる欲望のオーバーラン
バタやんさんはいつも旬を教えてくれます。
不勉強だったなあと思うことがだんだん増えていく昨今、地面師ということばも、そういった不動産売買の取引における詐欺も、知らなかった。
家を買うのは大きな買い物ですが、それで騙すことも人間はしてしまうのだなあと思います。
【テレビシリーズ】新宿野戦病院 #8
岡本さんは不平等を知っている。
訳ありだらけのこのドラマ、出てくる人たちがみんな、命だけは平等であることを願っています。はずきさんが初めてヨウコを妹として呼んだのも、なんだか印象的でした。
すごく辛いことが当たり前のように起こるからこそ、命だけは平等であってほしい。
【テレビシリーズ】三ツ矢先生の計画的な餌付け。第5話
石田君の部署移動、石田君にとってはよかったのかもしれないなと思います。
石田君が「写真」という道を選択肢として持ち、三ツ矢先生ともほどよい距離を保ったまま恋愛感情を持ち続けること、最善の彼の愛のかたちなんだろうなと思います。
そんな石田君の誠実さがにじみ出てくるような今回。三ツ矢先生とのこれからがさらに見たくなります。
*近況のようなもの
信濃町におります。本日午後に帰ってくる予定。
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光栄すぎます…
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キャンプポロシャツを着たお二方
影山知明さん主催のエンデ・キャンプにて、エンデの経済観、時間感覚について学んでいました。
勉強になったことが多々あるので、それはいつかの記事にします。
キャンプファイヤーを最後まで見届けられず眠ってしまいました……。
今日は思う存分楽しんで、東京に帰ります。
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