「おまえがガンバれよ」→うん。ガンバる。
(この記事は945文字、読み時間1分です)
自分が中小企業診断士になったときのことを想像すると、不足している能力・経験に気がつく。
その一つが、新規事業の立ち上げノウハウ・経験がないこと(当然、本来必要な失敗経験もない)
サラリーマンは300万で会社を買いなさいの本にも書いてあった。ざっくり言うと、サラリーマンは組織を回すことが強みな一方で、新規ビジネスの経験が不足しているということ。だから会社買って、買った組織を回した方がリスクも少ないし強みも活かせて良いよというもの。
私はサラリーマンとして20年、既存のビジネスや組織の中で生きてきた身分。
既存スキームを「より良くする」ということは行ってきた。
扱う商材、売り方、組織編成etc。1から2をつくってきたわけで、組織を回すことはできる。
一方、新規事業を回すとなると話は別で、環境や顧客ニーズの変化から、新しいサービスを見立て、こうじゃないかと仕立てて、組織を動かす。
時にはリスクとっても前進する。というような、0から1はつくってない。
ほんとその通りだなと。
そんなことを考えると、こんな診断士で良いのか?自分が顧客なら頼みたいか?と思ったりもするのだけど疑問である。
そんな中で、スクールのスタッフさんにモンゴルの調停制度(争っている人の間に入って、妥協点を見つけておさめる人)に興味があると伝えたら、早速紹介してくれた本。
「おまえがガンバれよ」
早く仕事が終わったので、モスバーガーで読書。
内容は、日本の弁護士が、行ったことも、経験したこともないモンゴルで調停制度をつくって、定着させた武勇伝なのですが、タイトルみた瞬間に、ドキッとするものがあって、心に響いた。
「新規事業やったことがない?いつまでも人に任せてるんじゃねーよ。やれよ。おまえが」
みたく聞こえまして。
自分が興味あったり、取り組んでいるものに対して、情報が入ってくる不思議。運命みたいなことって良くある。でも、それは違くて、今までも情報としては流れていたけど、自分が気づかなかっただけ。意識したからキャッチできただけ。
せっかくキャッチできたので、もがいてみようと思う。
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まとめ
・サラリーマンは組織を回す強みがある一方で、新規ビジネスを回せない弱みがある
・新規ビジネスの確立も失敗も経験してない人の話を経営者は聞かない気がする
・だから今のうちに、おまえがガンバれよ