♯3 仕事の質を考える
自分の仕事が大好きな 松本福士です。
仕事(介護)の質について考えた事を話していきたいと思います。
今の社会の中では格差社会と言われるように、良いところは良い。
悪いところに悪い。
そんな二極化が介護の世界でも進んでいるんじゃないかと思います。
介護の質が良いところは、より良い循環で、どんどん先に進んで行く。
ハードワークでも充実感や楽しみがある。
教育の行き届いたマクドナルド。
忙しいだろうに笑顔で、気持ちよく対応してくれる。
連携されて、さっと品物が出てくる。
気持ちがいいサービスは、こちらも気持ちがいい。
介護の質の悪いところは、より悪い循環で、どんどん悪くなっていく。
ハードワークで身体はボロボロ、楽しみどころか、いかにこの作業を
まわしていくかしか考えられない。
愛想の悪いマクドナルド。
笑顔もなく、態度も悪いし、連携もないから、提供も遅いし、品物も悪い。気分を害する
どちらがいいかはわかっている。だけどできないところも多いのではないでしょうか。
世間のイメージ以上に、働いている職員の方が、自分の仕事を底辺の仕事
だと思ってやっている人が多いんじゃないかと思っています。
時々テレビで見る介護は大変だ!という番組やニュースをみては、
やっぱりねと納得する。
仕方ないよね。私たちの仕事ってそんなもんだよね。
自分達の仕事が底辺の仕事だという理由ばかり探していませんか。
私は自分達が思えば思うほど、自ら底辺の仕事にしているんだと思います。
自分の仕事は底辺の仕事だから、こんなもんでいいんじゃない。
そこそこ時間通りやれればいいんじゃないか。
頑張るだけ、しんどいじゃないか。
これの考えは、逆によりしんどいを招き寄せます。
仕事は確実に増える。支援する人がいろんな意味で、手のかかる人に
なるから。
またそれに対してただ受け身に対応せざる追えないから。
介護の仕事は始める間口は、とても広いと思います。
無資格、未経験でも出来ます。
誰でも始められます。だから家族が介護をすることができます。
介護を「知っていること」と「やること」は別物。
ここで介護職の専門性はいうと、
「当たり前の日常を科学する事」
これは誰にでもできない深い専門性が必要になります。
自分でご飯を食べているから、食べ方は知っている。だけどどうしたらうまく食べられるかなどは、説明も実践もできない。
もう一つ「やっている」と「わかっている」
も介護の質が違ってきます。
日常生活を科学すると言うことは、やる行為に根拠が必要だということ。
根拠をどれだけわかっているかによっても介護の質が変わってくると思います。
この奥の深さこそが、介護の仕事の面白味でもあり、大変なところでもあると思います。
大変だからこそ、それがうまくいったときの喜びがあるのであって、楽しいと大変は表裏一体。
しんどいの先が見えていないと、誰だって頑張れない。
灯りをともして、誘導してくれる人や方針が必要になると思います。
私は3回目の転職で今の職場に来ましたが、この職場の最初の理念が大好きなんです。
「今この時を大切に」
今回はこの言葉で一回しめさせてもらいます。
松本福士 3つのビジョン
☆自分の仕事が大好きとみんなが言える世界へ🌍
☆そんな大人を見て、子供たちが早く大人になりたいと言える世界へ🌍
☆そして大人が安心して歳をとれる世界へ🌍
福祉職はこの3つの世界の一角を背負っていると思います。自分達の未来は、今作っています。
私には子供がいます。子供に早く大人になりたい。そう言ってもらえる、カッコいい大人になれるように日々精進してまいります。
一日1感謝 ありがとうございました。
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