『生き方編集』の4原則✨【前編】
早速、自分の人生の編集の仕方について、
書籍「エッセンシャル思考」を参考に、
【人生を編集する 4つ の方法】
を説明していきます❣
① 削除する
これはなじみ深い作業。文章を作成するときに、いつも当たり前にこなしています。しかしながら、「どんな時に」「どんな思いで」削除しているか、って考えると、意外に ”無意識” だったりしませんか?
明らかな誤字を削除するという時ではなく、
「なんか読みにくいな……」
「もっと他に良い表現ないかな……」
「この文字数だと足りない(多いな)……」
などなど、「納得できない」「もっと良くしたい」「きれいにおさめたい」という希望があって行われている作業なはずです。
自分で納得できない文章って、やはりどこか曖昧だったり、わかりにくい文章になっているんですよね。一言単位の言葉のチョイスだけでなく、文章構成(組み立てや順序)が良くないために、一番言いたい事が引き立たないことがあります。
そもそも、その「一番言いたいこと」という意識自体がまだ不十分な場合もありますね。そんな時に無理に文章を書こうとすると、尚更おかしなものを生み出してしまいます……💦
まずは、伝えたいことをしっかり意識すること。その上で、読者の目線にたって書くことが必要です。
そして意志ある「削除」です!
曖昧で分かりにくい文章は、サクサク削除して、書き直すことで読者の混乱を防ぐように努めること!これが大事なんですよね~!
ちなみに……
『決断(decision)』の語源は、「切る・殺す」という意味なんだそうです。(書籍「エッセンシャル思考」より)
このことを本質的に考えると、
決断とはまさに、
選択肢を減らすこと!!
曖昧で分かりにくい、誤解や混乱を招くもの、回りくどいもの、かぶっている(ダブっている)もの、などなど、本質を伝える邪魔になるものはやはりどんどん「削除」していって、シンプルにしていくことが良さそうです!
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② 凝縮する
言葉を凝縮する。……とはどういうことでしょうか?
これは、
「言いたいことを明確かつ簡単に言うこと」
とのことです。凝縮というと、ぎゅっと詰まっている感じですよね。
長い時間と多くの言葉を使って、色んなエピソードや例え話や過去のデータなんか挟んだり散りばめたりするような話し方もあるにはある。大学の講義なんかはこんな形式ですよね。あっちこっち話が飛んだりしながらも、とりあえずは「○○論」「とか「〇〇学」という授業だったりします。
しかしこれは講義だから良しとされているのであって、かなり特殊なケースで場面が限定されている場合ですね。
私たちが日常の仕事で求められるレベルのビジネス会話では、明確かつ簡単な方が、相手の時間を奪わないでしょう。
それに自分自身が言いたいことを言う(やりたいことをやる)にも、一度に多くを伝えようとするより、無駄を減らすことが必要です。ここではこれを、「凝縮」と呼んでいます。
書籍では、
結果に対する
行動の比率を減らす
と、表現されていました。結果から逆算して考えるのです!得たい結果を先に思い浮かべ、そこまでいくのに必要な行動(文章量・文字数・会話量など)を絞って絞って「凝縮」する。
「結論から言うと」と言って結論を述べてから、最小限の理由を言って主張は終わり。必要があれば、もしくは必要な場面ならば、すぐさま相手の意見を求める。
このようにしていけば、常に本質からずれることなく、その議題自体が「凝縮」された本質的かつ、深い内容になっていくことでしょう。
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もしかしたら、ダラダラと他愛もない会話こそ、人間関係をあたためるのに……という方を推したい派もいらっしゃることと思います。
話終わって何だかわからなかったけど、仲良くはなった。……見たいなことも、あっていいとは思います。
何を話したでもないけれど、心地よくいつも一緒にいた……とか、全ての時間がかけがえのないものだった……とか素敵ではあります。
しかし
「人生の編集」
という観点で、今は考えています。「きれいな面」をよりきれいに見せるためにも、編集という意識をもっていて損はない。一度キリの人生なので、なおさら美しく生ききるためにも、「本質」を見ようとする姿勢を私は忘れたくないなと思っています。
生き方編集の4原則。本日は①②の説明はいかがだったでしょうか?文章を書く時だけでなく、飛躍して人生そのものの「本質」を考えるためのひとつの素材になったのではないでしょうか🤔
明日は③修正する④抑制する、の2点について考えます。ということで、本日はこの辺で、また明日♪