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「深海」で「優しいあの子」を「見っけ」

私は、ふさわしい職場に就くと決まって恋をする生き物です。わりと嫌なことがあるとすぐ辞めたくなってしまうロックなタイプなのですが、好きな人ができることで辞める気があっさり無くなります。これは神様が私にその場所でやらせたいことがあって、逃げられちゃ困るから留めるための戦略なのです。たぶん。必ずその相手を好きになるように、テレパシーやシンクロニシティが起きて確実に誘導されてしまうのです。

で。2年間のブランクをはさんで再びポップライターとして働きはじめたわけですが、そこでも例に漏れず好きな人ができました。年齢層高そうな店舗だったから期待してなかったのになあ、やられた。

出勤初日、社員さんらしき男性陣が作業してるのを見かけたのだけど、するとはっきりと『新しい出会い』と声が頭の中で聞こえました。誰かが声に出したのなら他の誰かが反応するはずなのにそんな気配がない。誰からの声かはその日は分からなかったのだけど。

その日の夜、まどろんでると、アパレル倉庫で一緒だった"お兄ちゃん"が見えて、黒っぽい服着て数人と横一列に並んでた。すると翌日の朝礼、社員さんが横一列になって自己紹介をしたのだけど。一人だけやたらそわそわしてる。初めて会ったときの"お兄ちゃん"と髪型がなんとなく似てて、『ああ、この人だ。』『この人となにかあるんだろうな。』『この人と付き合うんだろうな。』と思いました。そういえば子宮にぴゅんぴゅんエネルギー飛んできてたのよね。

そしてその彼とは順調に仲良くなっていってます。むしろ初めから仲良い?なんでかわからんけど気持ちが追いつかないけど、とにかく好き。まるでジブリのヒーローとヒロインみたいに初めて出会った瞬間から好き。今までに出会った誰かと似ている感じがすごくあって、いきなり素で接せちゃう不思議。短期の事務で働いてた職場で好きだった人にもらった紅茶の名前と似て素敵な苗字だし。途中小さな事件が起きて、どんどん結び付けられていく。いったい彼とはどんな縁があるのか楽しみでしょうがない。


そういえば最近、ひさびさにミスチルのアルバム"深海"を聴きました。まどろんでたら桜井さんの歌声が聴こえてきて「僕の心の中に君が住んでいたような気がする」と歌ってて、『"シーラカンス"だ?』と思って収録アルバム"深海"を聴きたくなって。

それで聴いてみると、収録曲"シーラカンス"と"深海"に出てくるシーラカンスは彼にとっての私なんでは?と思ってみたりしました。転生する遥か前から、ヒトとして生まれる前から、すでに会ってたんじゃないか。むしろひとつだったのかなとか。だから初めから好きみたいな、どこかで会ったみたいな感じがしたのかな。彼は自身を封印してるかんじあるんだけど、「連れてってくれないか 連れ戻してくれないか」っていうのは、ヒトとしてうまく生きられていない彼の魂からの声なのかなとか。ちなみにミスチルの代表曲であり私が一番好きな曲"名もなき詩"も収録されてるんだけれど、先日彼が風邪で喉を潰してて、「君が僕を疑っているのならこの喉を切ってくれてやる」って歌詞は彼のことなのかなあとか。さらにいうと、Mr.Children=お子様、彼は30近いのに幼いこどもみたいに可愛い人。

後日にはスピッツのアルバム"フェイクファー"を聴きたくなって聴きました。収録曲"エトランゼ"と"フェイクファー"も、"シーラカンス"と"深海"に似たような内容をしていて、私からの視点のように感じています。エトランゼでは「目を閉じてすぐ浮かび上がる人 ウミガメの頃すれ違っただけの 慣れない街を泳ぐもう一度」と歌っていて、"フェイクファー"では「今から箱の外へ二人は箱の外へ未来と別の世界」と「見つけた そんな気がした」の間の歌詞カードに書かれてないコーラス部分で「ぼくらは 必ず 前世から」と歌っているように聴こえます。ちなみに「柔らかな心を持った はじめて君と出会った」という歌詞のように、彼は綿菓子みたいに優しい人。そんな人に出会うのは私は生まれて初めてです。

どちらも海の生き物が出てくるのが面白いです。もちろん当時作った本人がこんなつもりで書いたわけではないとは思います。

ちなみに"深海"は桜井さんが鬱だったころに制作されたものだそうで、邦楽の中の名盤といわれているようです。私も"深海"はかなり好きです。私が初めて聴いたのは15歳になってからでそのときの私も鬱だったのだけど、その頃に一番漫画を描いて投稿してデビューまでしました。ただ今の私には重いのか単にディスクの劣化なのか音飛びが酷くて、翌日また聴こうと思ったら全く再生できなくなりました。もう漫画は卒業しなさいって意味なのかなあ〜。聞き応えのある曲ばかりなんだけどなあ。現在にもまだまだつながる社会風刺となってる曲もあって、忘れちゃいけないものを思い出させるような揺さぶってくるような、すごいアルバムです。桜井さんの歌声もサウンドもすごい厚みがあってエネルギーもパワフルで、ほんと耳だけでイかされてしまう笑。現在に不満を抱えてくすぶってる人はどうか聴いてほしい!


ところで。私の人生では、新しい展開にうつると、そのたびに好きなアーティストのアルバムが出ます。だいたい内容がその先の展開を示唆するような内容になることがしばしばなのですが。先日、スピッツのニューアルバムリリースが発表になりました。タイトルは「見っけ」。発売は10月。仕事の研修期間が終わる頃。

…「見っけ」???

そういえばこんなテレパシーあったぞ??↓

収録曲"優しいあの子"はすでにシングルとしてリリースされているけど、この優しいあの子って誰のことかとずっと考えていたんだけど、まさか…彼のことなの?都会育ちで、綿菓子みたいに優しい彼なの??(ちなみにこの記事書き始めた時点で楽曲のフルはストリーミングとラジオで聴いただけでまだCD買ってません。書き上げてから買いました。c/wの"悪役"については後日…)

歌詞やPVは、今までに経験したいろんなことを、優しいあの子に伝えている内容になっています。私も、優しい彼に、自分が今まで歩いてきた道での出来事を伝えることになるのかな。いつも、漫画で伝えるか文章で伝えるか歌で伝えるか、もっと他の方法で伝えるか悩んできたけど、彼にはどうやって伝えるんだろう。つい他のことに気をとられてサボってばかりいたけど、ちゃんと伝えられるようになるのかな。そしてそのことは今後どんな風に影響していくのかな。


さらにさらに。いま新海誠監督作劇場アニメ"天気の子"が公開になっているけど、"深海"が気になったのはその映画を観なさいってことなのかとも思えてきました。"君の名は"はツインレイ体験をしたあとの公開で、CMを観ただけでもう知ってる感があって観なかったのだけど、"天気の子"はふつうに気になるのです。どちらも"シンカイ"だしね。

ん?…"シンセカイ"…???

たしかバンプのニューアルバムには"新世界"が…。聴かねばならないな!!

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ともねこ
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