食事の順番を変えたら、3時のしんどさが消えた話
こんばんは。猫のように生きたいnekoiki🐈です。
「また、この時間か...」
午後3時。
パソコンに向かう目が重くなり、
エアコンの音が妙に気になり始める時間。
同僚のキーボードを打つ音まで気になってしまう。
「なんで私だけ、こんなに疲れちゃうんだろう...」
カフェインに頼るのも限界だし、
かといって同僚には言えない。
この"しんどさ"、私だけ?
"3時の壁"との長い付き合い
正直に告白します。
管理栄養士の私も、長年この時間との戦いでした。
・急激な眠気
・頭のモヤモヤ感
・パソコンの文字が滲んで見える
・人の話し声が妙に響く
・蛍光灯がまぶしすぎる
・会議の内容が頭に入ってこない
・雑談の声すら気になって仕事に集中できない
「みんな普通に仕事してるのに...」
「私って、要領悪いのかな」
「もっとしっかりしなきゃ...」
自分を責めることの多かった午後3時。
HSPならではの感覚の繊細さが、
この時間帯に特に強くなるような...
そんな感じ、わかりますか?
ある日の気づき
「今日は、いつもより大丈夫かも?」
手帳を見返してみると...
あれ?しんどくない日って、
たまたま野菜を先に食べていた日かも?
実は想像以上に多いんです
管理栄養士として多くの方の相談を受ける中で、
実はこの"3時問題"で悩む人、
特に40代女性に多いことに気づきました。
それも、仕事ができる人、
周りへの気遣いが出来る人、
感受性の強い人に。
3時の症状の正体は…?
実は管理栄養士として、理屈は知っていました。
お昼ご飯の食べ方が、午後の体調を大きく左右するんです。
ポイントは、血糖値の変動。
【普通に食べると】
ごはんやパンから先に食べると...
・血糖値が急激に上昇
・それを下げようとインスリンがたくさん出る
・今度は血糖値が急激に下がる
この「急激な低下」が、あの3時の症状の正体なんです。
なぜかって?
実は脳って、活動するために
常に血糖(ブドウ糖)を必要としているんです。
血糖値が急激に下がると:
・頭がぼんやりする
・集中力が途切れる
・眠気に襲われる
そんな状態の時は、
もともと繊細な私たちHSPにとって、
周りの刺激がより負担に感じやすくなります。
でも、野菜を先に食べると...?
【野菜を先に食べると】
・食物繊維のおかげで、糖質の吸収がゆるやかに
・血糖値の上昇も緩やかに
・インスリンの急激な分泌も抑えられる
・結果、血糖値の急激な低下も起きにくい
つまり、脳へのエネルギー供給が安定するんです。
だから午後も:
・急な眠気に襲われにくい
・頭がクリアな状態が続く
・集中力が持続しやすい
繊細な感覚を持つ私たちだからこそ、
この変化を実感しやすいのかもしれません。
いろいろ試してたどり着いた
最初は、いろんなことを試しました。
・コーヒーを飲む
→効果は一時的...
・昼休みに仮眠
→起きられるか不安で余計疲れる
・デスクで軽い運動
→周りの目が気になって続かない
・間食を増やす
→体重が増えるだけ...
どれも根本的な解決にはなりませんでした。
変化は、意外なところに
そこで思い切って試してみたんです。
「野菜を先に食べる」という、シンプルな方法を。
正直、半信半疑でした。
こんな簡単なことで、変わるのかな...?
でも、1週間ほど続けてみて、驚きの発見が。
野菜を先に食べる日は:
・3時の眠気が穏やかに
・頭がクリアな感じが続く
・周りの音が気にならない
・パソコンの文字もクッキリ見える
・会議にも集中できる
これって、私たちHSPの特徴が、
かえって効果を実感しやすくしてくれたのかも。
私なりの「無理なく続ける」工夫
とはいえ、これも最初から完璧にはできませんでした。
むしろ、完璧を目指すと続かない。
なので、こんな風に始めてみました。
【やさしい始め方】
・サラダをまず一口から
・具だくさんスープを先に
・温野菜なら食べやすい
・みそ汁の具から
【続けるコツ】
・無理な量にしない
・苦手な野菜は後回しでOK
・今日できなくても、次の機会に
・オフィスでできる範囲で
完璧じゃなくても、それでいい
正直に言うと、
今でも毎回野菜から食べることができているわけではありません。
「今日は好きなものから食べたい...」
「もう今日は疲れちゃって...」
そんな日もあります。
でも、それでいいんです。
週に数回でも、できた日があれば十分。
小さな変化が、確かな違いに
3時。
かつては「また来たか...」と憂鬱だった時間。
今は少し違う顔をして過ぎていきます。
完全に解消されたわけじゃありません。
でも、以前より確実に楽になりました。
「私だけかも...」と思っていた悩み。
実は案外シンプルな方法で、
少しずつ変えていけるのかもしれません。
あなたも、できることから
少しずつ始めてみませんか?