【栄養士の本音】食事の罪悪感から解放された日
こんばんは。猫のように生きたい
管理栄養士のnekoiki🐈です。
「また今日も、コンビニのお弁当...」
昼休み、コンビニで立ち止まる私。
好きなおかずが並んでいるのに、なんとなく後ろめたい気持ちに。
「管理栄養士なのに、こんなんでいいのかな...」
誰に言われたわけでもないのに、そんな思いが頭をよぎる。
実はこんな気持ち、ここ数年ずっと抱えてきました。
知識が重荷になっていた理由
管理栄養士として働いて、もう20数年。
食事の大切さを誰よりも知っているはず。
「栄養バランスを考えて」
「野菜を先に食べて」
「良質なタンパク質を意識して」
そんなアドバイスを、どれだけ多くの方にしてきたことか。
でも、その知識が私の中で少しずつ形を変えていったんです。
いつしか「〜しなければ」という重荷に。
「もっと野菜を摂らなきゃ」
「これ食べたら太っちゃうかも」
「栄養が偏っているよね...」
知識があるはずなのに、
むしろ知識があるからこそ、
毎日の食事が少しずつ窮屈になっていました。
心が教えてくれたこと
そんな日々の中で、ふと気づいたんです。
罪悪感を感じながら食べる食事に、
心も体も喜んでいないということに。
自分を責めながら食べるコンビニ弁当と、
「今日はこれが食べたい!」と選んだ同じ弁当。
同じものなのに、体の受け入れ方が全然違う。
そう気づいた時、不思議と肩の力が抜けました。
栄養の知識は、選択肢を広げるため
栄養の知識は、食事を制限するためじゃない。
自分に合った選択をするための道具なんだと思うんです。
コンビニ弁当を選ぶなら、
「これにはタンパク質がしっかり入っているな」
「この惣菜を加えれば、不足しがちな食材も補えるな」
そんなふうに、知識を味方につけて
楽しく、おいしく、自分らしい食事を選べたら、
心もカラダも元気でいられる気がします。
小さな工夫と発見
今では、こんな風に考えています。
・おいしそう!と思った気持ちを大切に
・足りない栄養は、プラス一品で補えばいい
・今日食べられなくても、また明日があるさ!
一番大切なのは、食事を楽しむ気持ち。
それさえあれば、栄養の知識は自然と生きてきます。
あなたの「おいしい」が一番大切
もし今、毎日の食事に窮屈さを感じているなら、
まずは「おいしい」という気持ちを大切にしてみませんか?
それが、心もカラダも喜ぶ、
あなたらしい食事への第一歩になるはず。
...とここまで書いて、お腹が空いてきました。
明日のランチ、何を選ぼうかな。
心が喜ぶ選択ができそうな予感♪