〔雑記帳〕しゅたたた
「しゅたたた」
これは、私がちょくちょく使う擬音語、(もしくは擬態語?)だ。だが、文章で使うのではない。実際に口にしている言葉なのだ。
例えば、朝の忙しいとき。気持ちはとても急いでいる。が、私の動きは遅い。廊下は狭いし、私の幅は広いし、足は痛いし、とても昔のように駆け抜けたりは出来ない。でも、何とか急いでいる自分をアピールしたい。誰に?多分、自分に。「ほら、のんびりしている時間はないよ!ちゃんと急いでるよ!」と、自分に気合を入れたい。結果、えっちらおっちら動きつつ、口では「しゅたたた」と言っている。時々、何かにぶつかって「いてっ」とか言いながら。
自分でも変な癖だと思う。しかも、気が付けば子どもも同じようなことをやっていて、ちょっと責任を感じてしまう。子どもの場合は若くて元気なので、動きは実際に速い。だからこんなアピールは不要なのに、「ササッ」「ヒュン!」とか言っている。今は一人暮らしをして数年なので、普段はそんな癖も出ていないかも知れない。だが、帰省している間は、ボソッと言っているのを聞いた。そして最後に、家を出るときに「うおーっ」と叫びながらバタバタしていくのも、私と同じ。
今さらどうしようも無いので、心の中で「なんかごめんね」と、取りあえず謝っておこう。
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