〔雑記帳〕星が降る、とは?
「星が降る」と聞けば、まず浮かぶのは美しい光景だ。満天の星空の下、遮るもののない場所で、星の光を一身に浴びる様子。そこから美しいストーリーや、切ないストーリーが浮かびそうな予感がする。
が、しばしば私は、ここから違う方向に進んでしまう。「え?でも実際に星が降るって、どういうこと?」「流れ星とか?隕石とか?」「それ、大量に降ってきたらヤバい気がする」「いや、いっぱい星が降ってきた~と思ってたら、地球が太陽系から外れて行こうとしてたりとか」「うわ、地球の終わりやん」……もう、美しさとか切なさからは、ほど遠い思考になってしまった。いかん、そうじゃない。私はいい加減、美しいストーリーが書きたいのだ。
「だから、満天の星空を見上げて」「星がキラキラいっぱい降ってきて」「あちこちにガンガン当たって穴があいて」「うわ、怖っ!危なっ!当たったらアカンやつやん!」……って、違う。そうじゃない。
「見上げたら満天の星空で」「流れ星をうっとり見上げてたら、だんだん首が痛くなって」「気が付いたら首だけが、アカンことに……」おーい、何でこうなる?これじゃホラーにしかならないだろう。
「星が美しい夜に、ふと空を見上げて」「あ、ここに星が降ってきた!とつい目を閉じて」「目を開けたら隣に誰かいて」「見るとその誰かは、自分と同じ顔で笑って」「お疲れさま、交代よって言われて、自分は空気が抜けたようにフニャフニャになって、意識が薄れて……」何だ、これ。
なぜこんなにも美しい言葉から、こんな方向にしか考えられないのか。疲れているのかも知れない。会社の後輩には
「いや、いつも発想はそっち向きですよね」
などと言われるが、決してそんなことは無い……はず。だと思う。多分。
ま、今回はストーリーは眠らせて、これでお題の記事にしよう。大丈夫、しっかり休めば、また美しいストーリーも浮かんでくれると信じているから。では皆さん、良い夢を!
小牧さん、こんな感じで申し訳ないですが、よろしくお願いします。
読んでくださった方、グダグダで申し訳ありません。お付き合いくださって、ありがとうございました。