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ぼんやり読書家が答える本好きの30問
アンケートテンプレートをお借りして、書いていきたいと思います。
それでは、スタート!
◆いま現在、読んでいる本
え、初っ端から難しい質問だなあ、と併読沢山の私は震え上がりました。
直近で手に取った本は
アレハンドロ・ホドロフスキー 『タロットの宇宙』
です。数年がかりで読んでます。マルセイユタロットの中でも、特にカモワンタロット と呼ばれるデッキについての解説書です。
◆次に読む予定の本
積読本棚を見上げて呆然。
小松和彦 責任編集 『怪異の民俗学8 境界』かなあ…。
いえ、既に読みかじってるんですけどね。民俗学における境界についての論文を集めた本です。辻が異世界との境界なのは有名な話で。そんな感じの内容です。(強引にまとめるな。)
◆積ん読のなかで1年後くらいに読むんじゃないかな?という本
劉慈欣 『三体 Ⅰ』
これも読みかじってます。非常に良くない読書の癖をもってることがバレバレですね。
面白いんですが、ちょいちょい用事で手を止めてそのままです。……。
◆手元にないけど近いうちに入手する予定の本
ロバート・A・ハインライン 『月は無慈悲な夜の女王』
タイトルだけは知っている名作。あらすじも知らない本ですが、大変面白いらしいので、積読がある程度片付いたらいつかは。(近いうちに、という質問文なんだが。)
◆いつか絶対読んでやる予定、しかし予定は未定…の長編シリーズ
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて』
マドレーヌのところくらいまでしか読めてません! いつか読みたいなあ。
司馬遷 『史記』
2冊目で頓挫。いつか読み切りたい。
◆今の私を作っている基礎だと思う本、または作家
安房直子 童話作家。大好きです。
夏目漱石(小説のみ) 言わずと知れた文豪。大好き。しかし、現在は『吾輩は猫である』しか所有していない。何故。しょ…小説は一通り読んだよ?? (記憶曖昧)
◆大人になって読んで、これ子供の頃に読みたかったなあと感じた本
子供の頃も一所懸命本を読んでいたので、思い当たらないかなあ。
んー。
町田その子 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』は、ちょいちょい大人向けな表現があるんですが、主題は思春期の頃に読みたいものでした。生きやすくなったでしょうね。
◆子供の頃に読んでおいて良かったなあと思う本
安房直子さんの童話!
◆子供(3〜12歳)のころ特に好きだった本/シリーズ
同上。
◆思春期のころ特に好きだった本/シリーズ
前田珠子 カル・ランシィの女王シリーズ。未完なのが悲しい。大好きです。
わかつきめぐみ 「So what?」。漫画です。何回も読んだなあ。
◆16〜20代のころ特に好きだった本/シリーズ
江國香織 『ホリー・ガーデン』。自分と友達のことが書かれているように思ってました。あと、作中で引用される尾形亀之助の詩が不思議な感じがしました。
◆30代以降、特に好きな本/シリーズ
武田百合子 『富士日記』。作家 武田泰淳の妻、百合子さんが、夫と富士山麓の別荘にいる間だけ書いていた日記です。当時の物価なんかも分かって面白いです。百合子さんの性格も、とても格好良い。
◆現在、最も気になっている作家
パオロ・バチカルビ。『第六ポンプ』を復刊で手に入れたので、楽しみに積んでます。
併読をある程度減らしたら読もうと思ってます。
◆ぜったいに読みたい本
『聖書』。教養として読んでおきたい。新約は高校生の時に読了。旧約……。
◆持ってることが自慢できる(?)お宝本
昔、旅の道中で古本で見つけた
ジェームズ・ジョイス 『フィネガンズ・ウェイク』2冊組。
多分、今でも普通に買えるんですが、なんか自慢です。
◆実際に会って話をしてみたい作家はいますか?
(既に亡くなった作家も含む/外国語の言葉の壁はないものとする)
カズオ・イシグロ。 作中人物について、質問したいことがあるのです。
「この解釈であってますかー?」って。
◆今までに読んだことがあるもので「これ自分がプロになって書き(描き)たかったやつ!」と強烈に感じた作品
エドワード・モーガン・フォースター 『インドへの道』。
異文化交流と友情のお話。といっても、ハートウォーミングな内容ではないけど。
友情の部分が、「ああ、これを書きたかった…!」と強く思わされた。
この本を読んで、趣味の小説を書く必要性をあまり感じなくなった。
◆生まれ変われたらなってみたい既存の作家
ビアトリクス・ポター。ピーター・ラビットの生みの親。
湖水地方の保存に尽力し、絵本作家としてだけではなく、研究者としての側面もあった。しかし、本人はいつも農民のような格好をして仕事をしていたらしい。魅力的な人物。
◆定期的に読み返す本
村上春樹 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
なんか雰囲気が好きで読み返してしまう。『街とその不確かな壁』は未読。
◆一度読んで、これ以上はいいかなと感じた本/作家
歌野晶午 『葉桜の季節に君を想うということ』。
オチを読んで、これ以上はいいかな、と思ってしまいました…。私は。
◆ぶっちゃけ苦手な分野の本/作家
ホラーは苦手。怖がり。
◆ぜひ映像化してほしい本/作品
思い付かない……。
◆ぜったいに映像化して欲しくない本/作品
うーん、これもまた、思い付かない……。
◆「巨匠」という言葉からイメージする作家
読んだことない作家ばかりですが、
ディケンズ、トマス・ピンチョン、ガルシア・マルケス、かなあ。
ぱっと思い付くのは。
◆「偏愛」という言葉からイメージする作品/作家
谷崎潤一郎。(『陰翳礼讃』しか読んだことないが。)
◆ 一週間入院する自分と同年代の友人に差し入れるならこれって本/シリーズ
『指輪物語』。ロードオブザリングですね。私もまだ途中だよ!
◆ 外国に移住する自分と同年代の友達へプレゼントするならこれって本/シリーズ
思い付かない……。
◆元気を出したい時に読む本/作家/ジャンル
『腐女子のつづ井さん』。元気出ます。
◆もし自分がオーナーになったらこんな店にする!という妄想の本屋
店員さんはみんな本好きで、既刊新刊問わず詳しい。
お客様がタイトルをうろ覚えでも本を案内できる店員さんばかり。
◆いま思いつく「オールタイムベスト10冊」
安房直子 『三日月村の黒猫』
夏目漱石 『吾輩は猫である』
わかつきめぐみ 「So what?」
川上弘美 『神様』
川上弘美 『真鶴』
長野まゆみ 『テレヴィジョン・シティ』
トーマス・マン 『魔の山』
カズオ・イシグロ 『充されざる者』
柏葉幸子 『霧の向こうのふしぎな町』
ミヒャエル・エンデ 『モモ』
最後の方、息切れしましたが答え終わりました。
闇夜のカラス様、読んでくださった方、ありがとうございました。
(アンケートテンプレは、闇夜のカラス様よりお借りしました。)