詩のようなもの「まなざし」
柔らかな温もりに目を覚ますと
あなたのまなざしがそこにあった
二人きりで横たわる真夜中
腕枕でぴたりとくっついて
じっとわたしを見つめていた
小さなからだに大きな瞳
心配げで愛しそうなまなざし
親が子供を思っているみたい
恋人が気持ちを確認しているみたい
切なくて嬉しくて
抱きしめたくなったけど
夜の静けさに失礼だから
ゆっくりとまばたきだけでこたえる
大丈夫だよ愛しているよ
あなたは目を細めて眠りにおちる
二の腕に伝わるいのちの重さ
安らぎが伝わる小さな寝息
言葉はなくてもまなざしで伝わる
ありがとう
わたしのまなざしに守られて
おやすみ
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