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【読書】反応しない練習

こんにちは、ねこばすです。
最近ほんのちょっぴり涼しくなってきて、空調の効きが緩い場所が増えてきました。
電車の中で半袖なのにフーフー言ってるミドル世代女性がいたら、多分私です。
(暑がり過ぎて自分にひく)

最近めっきり読書量も減ってしまいましたが、そんな中で愛読書に加わった一冊があります。
タイトルにもあります通り、その名は「反応しない練習」。

YouTubeでたまたまオススメに出てきた動画で、解説されていたのがこの本でした。
草薙龍瞬さんという僧侶が書かれたこの本。
最近別の住職の動画をよく見てるので、それで出てきたの、、かな。

そんな背景もあるものだから、俄然興味が出て、動画を見た後速攻で本を購入しました。

何となく感じていたことが理路整然とまとめられていて、「仏教ってすごい」と思いました。(語彙力)

乱暴に一言でまとめると、
「人生は基本苦しいものだけど、それは自分の心持ち次第だし、心持ちはいくらでもコントロールができる」
という内容です。

「人生には苦しさが付きまとう」と言われるとシュンとしていますが、事実ではあるので、ひたすらに「人生は明るい」と言われるよりも、かえって安心感があります。

人生に苦しみは発生するけれど、それには必ず原因があり、原因があるものは必ず解決することができる。
そのように自分の人生は信頼できるもの。

というのが、とっても救いになります。

私は、大体お気楽に生きてきましたが、それでも苦い経験の一つや二つはあります。
それに、私の友人は、中学生時代に虐めが原因で不登校になった経験があります。それが原因なのか、大人になってから鬱病になったこともありました。
今は元気にしていますが、色んなものごとに慎重になり過ぎたり、人を信用せず人間関係を自分から断ち切ってしまいがちなのは、過去の経験に基づいたものなのかもしれません。

それがいいとか悪いとか、そんなのは他人には分かりません。

ですが、もし本人が生きづらさや欠乏感を感じているのならば、どうにかした方が良さそうです。

この本では、それが「自分の思考の仕方」を整えることでかなう、つまり、原因も解決法も自分の中にある、ということを言ってくれているのです。

自己責任ともちょっと違うのですよね。

多様化やシングル化が進む現代。
「私が私の人生に責任と希望を持ち、自由かつ使命感を持って社会の中で生きていく」
ことが、重要になっていきます。
そんな時代においては(本当はもっと昔から)、自分で自分を整える力を育むことが欠かせません。

人生は苦しいけど楽しいもの。

それを心の中に置いて、これからもすったもんだしていく所存です。
(整えるのはそんなに簡単ではないw)

この本、勧めて読んだ人は皆絶賛しているので、機会がありましたら開いてみてくださいね。

それでは、また。



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