『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』の感想
『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』/水島 宏明
ーーーーーー
ヤババババイ。 内容がマジでヤババババイ。
⦅゜ω゜;;;;;;
貧困層の、ネットカフェ難民と化した若者達のおかれている状況がヤバすぎるんだけれど。
今ある日本の社会(行政?)は、なぜだろうか、彼、彼女らを助ける気が
ない。
むしろ、悪徳貧困ビジネス企業側とグルになって、利用してないか?と
思ってしまう。
これが失政でなくて何なんでしょうね。(ーωー
(世の中、そんなもんなんでしょうか…。 そんなもんなのかも)
「そうか、若者を切り捨てて奴隷にすればいいんだ!!」と、かつての
ローマ帝国同様に非情な答えを出した結果がこれなんだとしたら…。
かつて読んだ、オレオレ詐欺の加害者側の若者のいっていたこと、
「のどが渇いて生きていけない砂漠にいたから、水持ってるやつ(年寄り)
を襲ったんだよ」というセリフもうなずけます。
(彼らのしたことが正当化されるわけでは全くありませんが)
『貧困ビジネスの負のループに巻き込まれている彼、彼女らは、獄塩地獄
に落ちているようなもの』だということが、よく分かりました。
ある一定の余裕がなければ、人は他人に対して優しくなんてできません。
働き方のゲームルール(法律)を改悪することで、若者達を地獄に落とした
その代償は、いずれ支配、管理している側にも回ってくる、きているんでは
ないんでしょうか。
メディアは伝えないけれど、具体的にいって日本はこれぐらい貧困にあえいでいるんですね。
世の中がいろいろと不条理なのは分かった。 が、それでも私達はその環境に合わせて適合し、生きていかねばならない。
「どのように?」
嘘偽りのない、真実の情報を得ることで、物事の本質を知ることが出来
ます。(ーωー
それにしても、今の世の中って、どんだけ嘘にまみれているんでしょう。
それはそれで、いいんでしょうか…?_(よくねーーーよ)
何か、荒れすさんだ焼畑農業の話を聞いてるようでした。(ーωー;
もっと何か、皆が幸せになるような、上手くいく仕組みがあるはずです。
例えば農業でいうところの不耕起農法のような…。
上手く行ってない実践例として、貧困ビジネスについて知れるこの本を
読んでおくのは有効なんではないんでしょうか。
とても良かったので、強くオススメしておきます。(ーωー+
時代の風を感じました。