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2024年2月29日(木)-休職37日目-

今日はNannaとCasperの東京滞在最終日。
前回偶然お会いしたスタッフさんが働いているTitans大塚さんと東京Aleworksさんへ行くことになった。
風邪を引いていなければもっと色んな所を一緒に行く予定だったのだがこればかりはしょうがない。
天候もあまり良くなかったので結局メンテナンスをした自転車は貸さずじまいだった。まぁこれもしょうがない。
咳喘息も発作で咳が止まらなくなる回数も減ったので出かけることにした。

仕事が終わるのが18時ということで19時にTitansに集合になった。
私が現在休職中ということを知っている2人は「ねこは払う必要はないよ!」と前回支払いを全て持ってくれた。少しでもお礼にと思いお土産を買ってから向かうことにした。

海外の知り合いには必ず「かまわぬ」の手ぬぐいをプレゼントしている。個人的に手ぬぐいが好きというのもあるが、日本を感じられ、ハンカチとして使う事もできるが額縁などに入れて飾ったり、物を包んだり多種多様な使い方ができるのが喜ばれる。
そして何よりデザインが豊富で可愛い。
今回Nannaにはネコがお茶屋さんで働いているデザインのものと、Casperには鳥獣戯画の動物たちが楽器を演奏している絵と音符が散りばめられているデザインの手ぬぐいを購入した。

大塚駅に着いた時に充電器を忘れたことに気づく。
だいぶ古いiPhoneを使っているので出かける時は持っていないとすぐに充電が瀕死状態になってしまう。
集合時間より少し早めに着いたのでドンキ・ホーテなども覗いたが結局コンビニでレンタル充電器を借りることにした。
大阪に旅行に行った時にも利用したことがある。
安いし、借りるのも返却するのもとても簡単で便利だ。
Titansは持ち込みOKなのを思い出し、成城石井でTheおつまみを3種類購入してからお店に向かった。

先に2人は入店していて1杯目を飲み始めていた所だった。
挨拶をして早速お土産を渡す。

音符って英語でなんというか知らなかったがMusic Noteというらしい。勉強になった。2人とも気に入ってもらえてよかった。
体調は大丈夫なのか聞かれ、まだたまに発作的なのが出るけどもう大丈夫だよと話す。彼も喘息持ちらしく「発作が出るとしんどいよね、あと今の時期日本は花粉が飛んでるんでしょ?それは大丈夫?」などと色々気にかけてくれた。
「この時期は花粉のアレルギーもあるから鼻水も止まらないよーでもアルコール飲めば元気になるから大丈夫!」などと話しつつ私も1杯目を注文する。

写真撮ったのこれしかなかった。


今日の仕事の話から荷物のパッキングの話などをしていると先日会ったインポーターさんがお店に来てくれた。
事前に連絡を入れていて合わせてお店に寄ってくれたのだ。
また再会できて嬉しかった。
しばし4人でこれから観光する場所の話やビールについて話す。

Nannaとは彼女がイラストレーターになったきっかけや、缶のデザインをする時の話、仕事の時のインスピレーションは何からくるのかなどたくさん話が出来た。

私は仕事で描くことがあったが、元々デザインがされているものを模写して描くという感じだった。
缶として発売されていないビールに関してはビールの名前の意味を検索してその意味に近づけたり、実際テイスティングしてみてその印象に近くなるイメージで描いていた。RockっぽいものはRockっぽい感じで描くといった感じだ。
Nannaの場合は基本的にビールのスタイルが決まった時点で缶のデザインを決めるらしく、ビールの名前も決まっていない時もあるし、基本的にビールが出来上がる前にデザインを決めるそうなのでもちろんテイスティングは出来ないとのことだった。

ここが一番大きな違いだなと思う。

私はマネをして描けても0からデザインを生み出すことは出来ないからすごいと思う、と話すと「でもなんでも絵を描く時って何かを模写することから始めるでしょ?だからそれを少しづつ自分の絵にしていけばいいんだよ。少しでもあなたの個性が出てくればそれはあなたのデザインになっていくんだよ。」と答えてくれた。
す、すごい…!そういうことか!とその後もそんな話をたくさんした。
とりあえずもう少し色んなものを模写することから始めてみようと決めた。

途中で以前の職場の常連さんと再会したりなどやはりCraft Beer業界の狭さを感じつつ、2件目へ移動する。


私は拾って使いたい10万円かな。


東京Aleworksは2店舗あり、どちらに行こうか話し合ったのだが2人が明日の移動に向けて移動したホテルが秋葉原だったので近くの有楽町の店舗に向かうことにした。

私は以前、板橋のお店に行ったことはあったのだが有楽町のお店は初めてだ。入り口が2つあり、右側の入り口から店内に入った。
先日お会いしたスタッフさんいるかなと思ったがいないようだった。
2人は仕事も終わったしまだまだHoliday Timeだ!という事でPintで注文したので私も2人にならってPintを注文する。
何杯目だろうか。確か4杯目だろうか。

正直彼女たちが来日して最初に会う日は自分のコンディションが最悪な状態で2人と会うのは気を使わせてしまうだろうし、大丈夫だろうかと不安で一杯だった。

でもいま色々と今後の人生について悩んでいる時にアーティストとして生きている2人からたくさん話を聞けたのは有り難かったし、タイミングとしては最高のタイミングだったんだなとしみじみ思った。
Timing is everythingって本当だな。

その話を2人に伝え、ちょっと3人で泣きそうになりながらハグをしてビールを飲んだ。酔うとハグしがちである。
本当に2人と会えて良かった。

さて今回は終電を逃すわけにはいかないので閉店と共に店を出る。
終電まであと1杯はいけそうだという話になった。

すぐ近くにHUBがあったのでせっかくだから日本のPubに行く?と言うとノリノリで行く!という返事だったのでHUBへ入る。

どうよどうよ?雰囲気どんな感じ?と話しつつビールをオーダーする。
これUK Pint?やっぱりこのサイズじゃなきゃね!などと話しつつ乾杯。
多分みんな7杯目か。

UK Pintサイズ



終電まで残り30分くらいだったのでちょっときつかった。
情けないが1/3くらい残して帰ることにした。
今度はLondonにおいで!またね!とハグしてバイバイする。
家に着く頃に「ちゃんと帰れた?お土産ありがとう!」と手ぬぐい2枚広げた状態で写真が送られてきた。
2人も無事ホテルに戻り、コンビニで買ったレモンサワーでまた乾杯をしたているそうだ。私も帰り道で葡萄サワーを買っていたのでそれを送る。

2日しか会えなかったけど本当に濃くて楽しかったし、会いたかった人とも偶然再会もできて本当に嬉しかった。
次回会うときは良い近況報告ができるようにしたいと思った。












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