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2024年2月18日(日)-休職26日目-

今日はNannaとCasperとご飯に行く日。
お昼頃連絡を取り、何か食べたい物はある?と聞くと先日よくわからなくて入った安い中華料理を食べて失敗したから美味しい日本食が食べたいとのことだったので日本食に決定。
こちらで予約しておくからまた後で連絡するねと一旦連絡を終える。

彼女たちは今日浅草に観光に行っているとのことだったのでお互い出てきやすい場所で新宿、和食…ある程度美味しい場所に連れて行くかちょっと大衆酒場的な場所に連れて行くか自分でも驚くほどに悩んでしまう。
かれこれ2時間くらい検索して口コミを見ては止め、メニューの内容を見ては止め、全席喫煙になっているので止めてを繰り返す。

ビール好きとしてはサッポロビールが外せなかったので検索をさらに絞り込み、新鮮なお魚と美味しい日本酒がたくさんあるお店を予約。
19時集合だったのでしばらく時間あるかと思っていたが思った以上にお店を探すのに手間取ってしまい集合時間ぴったりくらいになってしまった。

2人はまだ来ていなかったので連絡すると「ちょうど隣のレコード屋さんにいるよ!」とのことだったので見に行くといた。
ひさしぶりー!と挨拶をしてお店へ。

ひとまずここ最近英語話してないからお手柔らかに…とアイスブレイクも兼ねて伝えて乾杯。

2人に会うのは私が2019年以来なので4年振りだ。
Nannaはオランダ人のイラストレーターで今LondonにあるBreweryのデザイナーとして働いている。旦那さんのCasperはイギリス人のベーシストでBarなどで演奏をしたり、今は大学で講師もしている。

私がTorontoにいた時に働いていたオランダ料理屋さんのイラストなどをNannaが手がけており、2019年の夏に彼女達もTorontoに遊びに来ていてそこで知り合った。私はCanadaに行ってからクラフトビールを知り、ほぼ毎日店のボスことJustinと「ねこ!Beer Timeだ!」と仕事終わりにビールを飲んでいた。
とても良い職場だった。
そんな事もあり日本に帰ってからクラフトビールの店で働いたのだがまさか周り回って彼女に日本のBreweryを紹介するとは思わなかった。
大阪のBreweryとコラボすることになったらしくとても嬉しそうだった。

2人には今の自分の状況を伝えてあったのでこれからの話をしつつ、やはり自分のペースで好きなことをできた方良いよねという話をする。Casperはコロナの影響でBarなどで演奏する機会が少なくなり、大学で講師として働いているそうだ。あまりハッピーな感じではないけど好きなことを続けるにはバランスが必要だからね。と話してくれた。

バランス。
自分はずっとバランスを取るのが下手だ。
ほどほどというのが出来ず、0か100になってしまう。
頑張らないやり方がわからず自滅してしまう。

特に日本では常に周りからもっと頑張れ怠けるなとプレッシャーがかかる。
たかが生活する為の仕事がいつの間にか自分の人生の中心になっている。
頑張って成果を上げたところで評価されるでもない。
むしろまだ足りない、出来ていないと言われる。
結果を出したところで何も変わらないなら本当に無意味な気がする。
なんだか文章を打っていて虚しくなってきた。
とりあえず一旦置いておこう。

さてもう1軒行く?という話になりせっかくだからあと何杯か飲もうという話になり、念の為調べておいたBarかクラフトビールのお店を提案してせっかくだしクラフトビールを飲もうということに決定。
徒歩10分くらいだったか。

店の外にもテーブルがあり、数人外で飲んでいる。
看板を見ると今日はイベントとの事だ。盛況なわけだ。
店内は満席だったので外で飲むことにする。
親切な海外の方が「僕は1人だからこのテーブル使っていいよ。」とテーブルを譲ってくれる。
メニューを見るとコラボ名に見知った名前があったのでまさかと思い店内を見ると知り合いのインポーターさんがいた。
店に入り声をかける。
彼女とは2年振りだろうか。先週餃子を作っている時に大塚のTitansを思い出し「会いたいなぁ、元気かぁ。」と思っていたところだった。
まさかたまたま出先で会えるとは思わず本当に嬉しかった。
そんなこんなで店内で飲むことになり、Nannaは今日のイベントに参加していたBreweryさん達と名刺を交換したり、各々話が盛り上がった。

ただの元Beer Bar店員だから日本のBreweryを教えることしかできないなと思っていたけど実際人を繋げることが出来てとりあえず一安心。
私はよくインポーターさん達と飲んで怒られたりしていたけどこうやって人と人を繋げられたという結果が出たので良かった。

ラストオーダーで三人でシェアしたらいけるということで10%のTriple IPAを頼む。三人でヒーヒー言いながら飲み終える。
閉店までお邪魔させていただき申し訳なかった。
本当に偶然が重なることもあるもんだなとあれだけ今日の店選びに悩んでいたのも意味があったのかななんて思いつつ、とりあえず良い1日になった。









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