2024年3月7日(木)-休職中44日目-
今日は実家に行った。
母が入院してから退院し、なかなか食欲が湧かないということで姉が代わりに夕ご飯を作りに行くということで私も行くことにした。
実家には新しく座椅子と階段の上り下りの際に掴まれるように手すりが新しく取り付けられていた。
布団は一階に敷いてあったのでまだ階段の上り下りも大変そうだった。
久しぶりに家族で集まりご飯を食べながらバラエティ番組を見ていた。
一人暮らしの家にはテレビを置いていないので久しぶりにみるバラエティ番組は新鮮だ。
今回はアメリカのルート66をヒッチハイクで横断するというものだった。
見ているだけどアメリカに行きたくてしょうがなくなった。
必ず元気になって海外に旅行に行くぞ!というモチベーションになった。
帰りは父が家まで送ってくれた。
父には病気のことを直接話していなかったのでかなり緊張した。
何を言われるのか、早く伝えなかったことに対してどう思われているのかとても不安だった。
いざ話してみると以前から労働環境など少し怪しいところがあったので心配をしていたとのことだった。父も車のディーラーとして定年まで働き、それこそブラックな環境で働いていた。
車を販売するなかでたくさんの人と出会い、良い人もいればもちろん悪い人もいた。
そこでいかに人との距離を保つかを学んだそうだ。
私は本当に流されるままに仕事をしていて自分の軸というものがなかった。人を見る目もないと思う。
これからはもう少し慎重になること、人との距離感をもう少し取る、また仕事は仕事として切り替えてそこまで考え過ぎないこと、無理なことは断ることなどたくさん話ができた。
実家から私の住む家までは車で約1時間半かかる。
今まで父とこんな風に色々なことを話すようになったのはあまりなかった。
思春期の頃からある時期まで本当に父が嫌いだったのだ。
でも最近は良き相談者のようになっている。
話せて少しスッキリした。
この1時間半の車内での父との会話はこれから何度も思い返すだろうなと思った。
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