【読書日和】「12時のすき間」(霜月透子著)を読んで~不思議は身近に~
不思議なことは、誰にでも起こるのかもしれない。ただ、周囲が気づかないだけで。
もし、別の世界に行けるとしたら? 誰しも考えたことがあるのではないだろうか。この世界とは違う世界へ行ってみたいと。
でも、その別の世界が、自分の世界よりも恐ろしい世界だったなら、行きたいと思うだろうか。
そして、人が人として生きていくための「大切なもの」をなくしてしまう場所だったら? それは生きる意味がなくなるかもしれない場所。そんな世界へ行くとしたら? 行きたいと思わないだろう。
でも、「人として大切なもの」を持った仲間がいたら。それは、とても心強く、素敵なことだと思う。
✳ この本は、文学フリマで頒布されたものです。
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