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【読書日和】「ウタ・カタ Vol.1 浮く」『環染』(石原三日月著)を読んで


 「カンセン」と聞いて、まず頭に浮かぶのは「感染」。そして「観戦」。
 何かが違う、と読み進めていくうちに感じていた。少しずつ、少しずつ、思考を絡め取られていく。何も知らずに、段々とソレに近づいていく。いや、迫ってくる。
 そしてソレに出会った時、主人公は何を思ったのだろうか。同じ体験をしてしまった友人を? それとも「環染」してしまった自分だろうか。

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