あなたがお金で困るのはなぜか(親との関係性、心の欠乏間)
今日はお金の話をしたいと思います。
私は昔から、お金を使う事、減る事、に対しての強い恐怖がありました。
それに伴って、中々貯金が貯まらない、欲しい物を買おうとすると躊躇する、ケチになってしまう、なのに散財が止まらない、給料が安い、ふとした時に大金が出ていかざるをえない事が起きる、などがありました。
でも、この現象にはちゃんと意味や原因があり、改善する事もできました。
今日はそのお話を少し、シェアします。(長くなるので、いくつかに分けてお話します)
親の価値観や口癖やお金の扱い方がスライドされる
お金に対して困ってる、お金をもっと欲しい、失う恐怖が大きい、など、こういう方は親の価値観がそのままスライドされています。
というか、お金の価値観は両親からスライドされるものなんですね。
例えば、あなたの親が、お金にとても価値を置き、お金は貯めるもの、ないと困る、無駄遣いをしてはいけない、と強く主張していたら、あなたは無意識に、お金を使ってはいけない、我慢しないといけない、失う事が怖い、という価値観が植えつきます。
お金を使う事に対して、”失敗”する事を恐れるのです。
だから、得る事も、失う事も無意識で怖くなり、自分が表面的に欲しいと思ってる感情の反面、貯まらない、得られない、という事が起きていきます。
親のお金への強迫概念が、無意識に自分へのプレッシャーや恐怖となるんです。
他にも、親がお金を持ってる、持ってないに関係なく、お金がない、ない、とたくさん言ったり、片方に散在癖があり(親が見栄っ張り、プライドが高いとこの傾向が強いと思います)大丈夫かな、という不安がもう片方の親、もしくはあなたにあった、という事もあります。
親の不安も、子供は自分が思ってる以上に感じ取っています。
こういった親の価値観のスライドが、今のあなたとお金の関係性に繋がっているんですね。
親からの期待がすごかった
他にも、親からの期待がすごい、というのも自分とお金との関係性に影響しています。
なぜかというと、親があなたに期待すればするほど、あなたに投資すればするほど、あなたはその期待に応えようとします。
でも、だんだんと苦しくなり、だんだんとあなたは応えられなくなる事が怖くなります。
ここで何が起きるかというと、親のガッカリとした顔を見る事への恐怖が出てきます。
自分は親の期待に応えられなかった、自分はダメな奴なんだ、何を頑張っても自分にはできない、これ以上失敗をしたくない、ならもう何もしたくない、最初から期待されずに生きていきたい、という生き方になるんですね。
そうなっていくと、お金を使う時に、無意識で強い罪悪感や恐怖がわいたり、ここでお金を使って使いすぎて失敗したらどうしよう、と、無意識に親がガッカリするような思考が頭をよぎったりします。
つまり、お金を使った先に、失敗したらどうしよう、という恐怖が、親があなたに期待した事によって強く植え付けられてしまうんですね。
責められる、呆れられる、と怖くなるんです。
劣等感が強い
こうやって説明していくと、親との関係の中でできた、あなたの強い劣等感が見えてきます。
自分なんてダメなんだ、何してもダメなんだ、失敗するのが怖い、失うのが怖い、ダメな奴と思われる事が怖い、などです。
この劣等感で、あなたはお金を得ようとすごく頑張る反面、常にお金を失う恐怖や使う恐怖に襲われて、結果的にその反動で別の場所で散財してしまうんですね。
絶対に損したくないという姿勢
そして、あなたはお金に対する失敗への恐怖から、絶対に損したくない、というような行動になっていきます。
もう傷つきたくない、というあなたの防衛反応でもあります。
それだけ傷ついているという事です。
ですが、あなたが損したくない、と、損を恐れて損を避けようとすればするほど、エネルギーが逆に周り、あなたが大きく損を避けた分、その損があなたに降りかかるようになります。
失った後の恐怖を感じて得る事を拒否してる
こういった感じで、あなたがお金に困るような環境になってしまうのにはこういう背景があります。
あなたは自分の劣等感が故に、お金を得よう、得よう、としますが、あなたの中には無意識で、お金を得たことによる失敗や、その恐怖の先にある、もし失敗したらみんな呆れかえって、自分をダメな奴だと見なして、本当にダメな奴になって孤独になって惨めになってしまう、というような恐怖からどうにかしてでも逃げようとします。
なので、ものすごく欲しい、と頭は思っていても、あなたの無意識の中でこういう葛藤があるから、手に入らない、困る、という事が起きていくんですね。
失敗して馬鹿にされて孤独になるくらいなら、それを得なくて今のままで頑張り続ける自分でいたい、という自分もいるんです。
心の欠乏間が大きい
他にも、あなたには果てしない心の欠乏間があると思います。
心の欠乏間とは、誰かに嫌われないように、バカにされないように生きれば生きるほどの、大きくなります。
本当の自分からかけ離れ、誰かのための人生を送ってしまうからです。
この欠乏間が大きくなると、この穴を埋めようと、あなたは散財してしまうんです。
あんなに我慢したり、頑張ったりしていても、タカが外れたように使ってしまったり、本当に欲しかったものとは違う、いつもの自分なら買わないような物を衝動的に買ってしまったり、その場の勢いで快楽を求めて使ってしまうんです。
まとめ
こういった感じで、スタートや原点をたどると、親との関係性がいかに影響しているかが分かってきたと思います。
まずは、こういう根本的なところを知る事が大切です。
何も知らずに、自分の無意識に行動が左右されるのではなく、知っていく事で、あなたは一つ一つの行動に自分で気づくようになり、あなたの行動が無意識に変わっていき、必然的にあなたとお金の関係性が変わっていきます。
実はお金の問題だけではなく、全てにいえる事なんですね。
また、違う記事でも投稿していこうと思います。
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