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無職の夫 観察日記 #8 〜安心〜


また夫の実家に帰ってきています。
結局自宅にいたのは10日ほどで、どちらが本拠地か分からない状態。笑


この数日で、夫の気持ちがいろいろと移り変わっているように見えます。

まず、職場とつながりが深い人から電話がありました。
ありがたいことに(?)仕事のお誘いなのですが、いろいろな事情を考慮してお断りすることに。

その人だけじゃなくてその周りの人も夫を気にしてくれているようで、でも今の夫にはそれがプレッシャーというか囚われている感じに思うということ。
ものすごく狭い業界にいるので、繊細な夫にはしんどいよう。

せっかく実家に来て安心できるのに、電話したせいで安心できなくなった、電話しなきゃよかったとしばらく言っていました・・



別日は私の両親のところへ。
今まで何も知らせていなかったけれど、今の状況を話しに行きました。

繊細くんはここでもやっぱり、どう思われるか気が気じゃない様子。
家に着く直前まで、行きたくないとぼやいていました。

私の両親は、人をジャッジするようなところはないし、こうあるべき、みたいな価値観もあまりないタイプなので
夫を傷けるような態度はとらないだろう、とそこは信頼していました。

いくら夫にそう言っても、不安に支配されてるときは耳に入らないんですよね・・

でも、結果的にやっぱり大丈夫でした。
今まで頑張ってきたことに共感しつつも、心を壊すのは一番よくないよ、というスタンスで。
無職なんてありえないとか、私を振り回してると思われるんじゃないかとか、夫が気にしてたことはもちろん一切なく。

なにより、両親が夫を「娘の配偶者」としてではなく、自分たちと対等の一人の人間としてみてくれているのがなんとなく分かって、
この人たちが親でよかったなあと改めて思いました。

夫もだいぶほっとしたようで、帰り道はさっきまでの不安は何だったのというほどケロッとしていました(こんなことばっかり)。笑


実家にいるとやっぱり安心していて、冷静な状態でいられることが多いので、帰ってきてよかったなあという感じ。

今日も今日とて、オンラインチェスで相手を追いつめて、にまにましている夫です。🦦




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