学んでおくと得する外国語はどれ?
こんにちは、ねこすけです。
「これからのビジネスには英語が不可欠!」と数十年前から言われている気がしますが、東大卒やTOEIC900点以上の人ですら、「読解はできても話すのはちょっと…」という人がとても多いように感じています。
そうはいっても、グローバルの業務は今後増えていく一方ですし、言語力があれば、活躍の幅は間違いなく広がります。
そこで、記念すべきnote第一回投稿では、母語話者数、GDP、国内での希少性の観点から、学んでおくとビジネスで役立つ外国語を考察していきます。
1. 母語話者数比較
少数言語の国際研究団体SILの調査によると、2020年の母語話者数の多い言語ランキングは下記の通りです。
母語話者が最も多いのは、英語の12億6,800万人。アメリカの外にも、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカをはじめとする地域にネイティブスピーカーが分布しています。
母語話者が2番目に多いのは、中国語(北京語)の11億2,000万人。一国で14億人の人口を持つ中国の公用語であり、世界各地の華人の間でも使用されています。
注目は、インドの諸言語。インドの公用語は英語とヒンディー語なのですが、実は、州ごとに州公用語が設定されています。7位のベンガル語(2憶6,500万人、西ベンガル州、トリプラ州)、11位のウルドゥー語(1億7,100万人、ジャンムー・カシミール州)、15位のマラーティー語(9,500万人、マハーラーシュトラ州)等の各州公用語の母語話者は、日本の全人口よりも多くなっています。
ちなみに、日本語は13位で1億2,600万人。日本以外の母語話者はほぼ存在しません。
2. GDP比較
IMFの2018年GDP統計をもとに、海外の有志が作成した、言語別GDPランキングが下記になります。
ここから先は
¥ 100
よろしければサポートをお願いいたします!よりよい記事を発信する励みとさせていただきます!