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言葉の花束ーアキの詩集No.97


1.「さなぎから蝶へ」


まだ眠っていたい

外は寒いし
暖かい布団にくるまっていたい

布団は
気持ちが良い

でも
そこから出ないと

いつまで経っても
一日は始まらない

新しい一日を
スタートさせるための

一歩を
踏み出そう

そうやって
勇気を振り絞って

さなぎという
衣を破り
脱ぎ捨てて

蝶へと
変化する

そして
新しい自分として

新しい
スタートを切る

布団を
脱ぎ捨てた先に
見える日の目は

とても眩しくて
美しい

その光景が見たいから
さなぎから
蝶へと
変化できる

だから
さなぎのままでいるなんて
もったいない

勇気を出して
さなぎから
蝶へと変わろう!

という
休日のつぶやき


2.「人生という料理」

平穏無事に
日常が送ることが出来る

その
ささやかの幸せに
安堵するのもいいけれど

変化
成長を追求し

刺激的な日常も
欲しくなる

いくら美味しい料理でも
いつも食べ続けると飽きる

だから
アクセントが欲しくなる

マイルド
時々
辛み
という感じで

人生という料理の
バリエーションだったり
味付けは

その時々で
変えていくことで

もっと
味わい深いものになるよね


3.「お腹と心、どちらを満たしたい?」

ここに
お菓子の袋がある

空腹で
お腹を満たしたいと
思うなら

一人でみんな
食べてしまうと良い

そうすれば
思惑通り
お腹は満たされる

でも
お腹いっぱいになっても
心は満足せずに

もっと
食べたくなるかも知れない

それはいや?

ならば

お菓子を誰かと
分けると良い

そうすれば
一人で食べるよりも
取り分が少なくなるけれど

誰かと
美味しいを分け合い
共有し合うことが出来て

心を
満たすことが出来る

不思議だね

お腹はあまり
満たされないのに

一人で食べるよりも
心が満たされるなんて

あなたは
お腹と心
どちらを満たしたい?


4.「ウグイスのかくれんぼ」

聞こえたよ

ウグイスの
伸びやかで
軽やかなさえずり

どこにいるの?

雑木林から
聞こえるけれど

分からない

でも
そこにいるんだね

はっきりと
見えないけれど

確かに
来ているね

春が

かくれんぼして
焦らす君は

それでも
春を告げてくれている

喜びを
ありがとう


5.「ハートがちくり」

ハートが
ちくりと
痛くなった

それも
一回だけじゃなくて
何度も

これは
なんのサイン?

頑張り過ぎ
気負い過ぎ

少し
想いの荷物を
下ろしなさいという
メッセージだろうか

心身の不調に
良い悪いはなくて

そこには必ず
意味がある

この
ハートの痛みが
訴えることに注目して

積み過ぎた
心労という荷物を
下ろし

心の車のスピードを
ペースダウンして

ゆったりドライブを
満喫しようか


6.「人生というドラマ」

順風満帆に
人生を歩んでいくよりも

ちょっと
トラブルやアクシデントが
起るくらいが
スリルがあって面白い

バスを乗り間違えて
目的地とは違う場所に
行ってしまったとしても

やってしまった!

焦って落込むより

その焦りを
楽しむ気概は
あっても良いじゃないか

あはは!
まぁ
何とかなるでしょう!と

楽観的に
冷静的に
考えて

分からないことは
誰かに行き方を
尋ねても良い

色んな手段を取って
やっと辿り着く

その方が
何倍も
ドラマを楽しめる

自分凄い!
ちゃんと行けた!

そうやって
自分を褒めてあげて

どんどん
自分の人生のドラマを
楽しく
味わい深いものにしていこうじゃないの!


7.「子どもの成長」

電車の中

小さい女の子が
あれこれ気になる物を
指さして

楽しそうに
おしゃべりする様子が
可愛らしい

このくらいの子は
ちょうど
話せる言葉が増えてきて
しゃべるのが楽しくなる時期だね

お母さん
良いですよ

たくさん
しゃべらせてあげて下さい

子どもの
成長は
見ていて本当に
微笑ましい

たくさん
気になる物を
見つけて

たくさん
おしゃべりして

話す楽しみを
どんどん味わってね

人生の
楽しいこと

色々知って
大きくなって欲しいな


8.「春はほろ酔い」

だんだんと
汗ばむ陽気となって

急いで
薄手の服を出して
衣替えを済ませる朝

春が
ますます
深まっていると実感する

春の風は
不思議なもので

その風に
包まれ
吸いこめば

たちまち
夢心地となる

春うらら

春眠
暁を覚えずと
よく言ったもので

自然と
眠くもなるし

気分が
浮わついてもくる

春風と言う名の
酒に浸かっているような感じだ

春は
あけぼのと言うけれど

春は
ほろ酔い

その言葉も
似つかわしいと
私は思う


9.「ちょっと早く目が覚めて」

ちょっと早く
目が覚めて

ふと
空を眺めたら

ちょうど
お日様も

起き出したところ
だったみたい

朝日に
おはようを告げて

爽快な気分で
一日をスタートさせる

昨日までの
疲れも
ネガティブな気分も

どこかに
行ってしまったようだ

きっと
お日様が全て
取り払ってくれたんだね

お日様のパワーって
凄いな

おかげで
今日も一日
頑張れそうだよ

元気パワーをくれて
ありがとう

お日様も
頑張って生きている人から
パワーをもらって
世界を照らしているんだろうね

そうやって
お互いからパワーを
与え合って

人々も
世界も
生きていけるんだろうね

元気とか
ポジティブなエネルギーが
世界中に波及し
循環して

みんなが幸せに
生きられますようね

そう
願いを込めて

今日も
行ってきますと
朝日に告げる


10.「与える愛はあなたのエゴ」

失敗しないように
何かをしてあげる
とか

苦労しないように
レールを敷いてあげる
とか

与える愛は
あなたのエゴでしかないよ

その
与える愛は

相手の自立を
妨げる

相手の生きる力を
奪う愛だ

本当に
相手を思うなら

与えては
いけない

苦労を負うことを
側で見守り

生きる力を培うことを
ただ応援すれば良い

手出しは
必要最低限で良い

未来は
自分で掴むもの

何かをしてやれるとしたら

あなたの生き様を
見せる

ただ
それだけで良い


11.最後に

6.の詩について
実習地の下見に行きました。
その際
乗るバスを間違えてしまい
焦りましたが
何とか辿り着きました。

こうやって
ポジティブに何でも捉えられると
生きるのが楽しくなります♪

お読み下さりありがとうございます。










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