アキのエッセイNo.75ー私は合理的な生き方が合わない人間
こんばんは、アキです。
最近、作業療法士に復帰して2ヶ月で退職しました。
2回目の作業療法士退職は流石にへこみます。
作業療法士に復帰したことを後悔ばかりしていますが
何で後悔しているのか
考えてみました。
すると
なぜ、私は復帰を考えたかという原点に還ってみて
初めは
身体障害領域のOT(作業療法士)ではなく
どちらかというと
精神障害領域の就労支援がやりたかったのだということを
思い出しました。
その想いを抱いた当初
大学の恩師で
精神障害領域の就労支援を専門にしている方にメールして相談しようとしたところ
音沙汰無しで
事務に訊けば
無期限の休養を取っているとのこと。
それでもOT復帰を諦めきれず
最終的に
「支援であれば構わない」という発想に至り
一番メジャーな身体障害領域のOT復帰を志してしまい
結局自分に合わず退職(泣)。
つまり
身体障害領域のOTは「妥協」して選んだ選択です。
「この道を選んだ方が一般的だし、就職しやすいだろう」
「今後のことを考えれば、この道を究めた方がメリットが大きい」など
合理的に考えて選んだ道でした。
しかし、その結果
身体障害領域は自分に合わない(身体への興味関心が薄い上に、学習が追いつかない、詳しくなりきれない)と気づき
退職となりました。
その過去を振り返って思うことは
「合理的に最善策として選んだ道が、自分にとって良い結果をもたらすとは限らない」ということですね。
一番大事なのは
自分の本心に問いかけ、「何を自分は望んでいるのか?」を明らかにして、できる限り自分のニーズに応えられるよう努力することではないかと思います。
合理的な生き方は自分には合わない。
絶対、自分の望まない結果が待っている。
そして、「失敗した」と感じるだろうと悟りました。
メジャーな考え
常識に流されて
自分の本心が見えなくなっていないか?
自分の望まない方向に事が進まないように
後悔しない生き方をしないよう
自分への問いかけを心がけ
自分のニーズを明らかにし
できる限り叶えられるよう努力していこうと思います。
お読み下さりありがとうございます。