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ウミネコ文庫「童話集」【挿絵 ①】
この度、ウミネコ文庫「童話集」作品の挿絵を描かせていただきました。
ご依頼いただいた時は本当に本当に嬉しかったです!
(勇気がなくて自分ではなかなか手を挙げられなかったので…)
現在多くの方が完成した挿絵を続々と発表されている状況です。
そこでねじりも、今回挿絵を担当させていただきました
ウミネコ文庫編集長である Nyaajima Hikaru(ぼんらじ)さん の
完成した挿絵についてご紹介させていただきたいと思います。
ぼんさんの童話作品はこちら。
こちらを読んでまず最初に思ったのが
とにかくキャラクターが面白い!ということです。
そしてこの世界観もすごく好きだなぁと思いました。
ヤドカリのヤディとヤドン。
縁あって仲良しになったふたりですが、もちろん喧嘩もします。
でもそんなふたりにまさかの事態が…
今回はそんなふたりをメインに挿絵を描かせていただきました。
その完成した挿絵がこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1697509709203-lKrZlmSlQJ.jpg?width=1200)
ここからは挿絵についての説明を少しさせていただきます。
作品を読んですぐに浮かんだのがこの構図でした。
ちなみにこの挿絵は物語の場面の一部を描いたもので
ヤディとヤドンが魚に食べられてしまい
魚のお腹の中で不安そうにしているところです。
「ヤディとヤドンは離れないように手を繋ぎました」
自分の中ではこの一文がとても印象に残り
ぜひこの場面を描きたいなぁと思いました。
なぜこの場面を描いたのか?(もう少し詳しく)
・この場面ならふたりがくっついて手を繋いでいる、つまり「仲良し」を表現できると思った。
・魚のお腹の中なら全体的に暗い感じで表現することができる上、物語の中で起こる「冒険感」を出せると思った。
・不安そうな表情のヤディとヤドンを見たら「何が起こるんだろう?」と、読者に少しでも興味を持ってもらえるかもしれないと思った。
以上、こんな所に注意しながら描いてみました。
ぼんさんには既に挿絵の確認をしていただいております。
喜んでいただけてとても嬉しかったですし
見てもらうまですごく緊張していたので本当にホッとしました!
はぁ。よかったよかった。
挿絵は「掲載時はモノクロ」ということだったので
どうせなら最初からモノクロで描いてみよう!と思い
今回初めて「白黒の世界」に挑戦させていただきました。
表現が難しく戸惑うこともありましたが、これをきっかけに
新しいことに挑戦できて本当によかったなと思いました。
きっかけを下さったぼん編集長さま
本当にありがとうございました!
また光栄にも、ぼんさんの他にもさらにお二人の挿絵を
担当させていただくことができまして
今後そちらもゆっくりご紹介できたらいいなぁと思っております。
そしてもしよかったらまた見ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
「ゆきのしずく」(Marmaladeさん)
「真っ暗森のお姫さま」(月山六太さん)
【追記】
後日、完成した挿絵記事です。
ではまた。
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