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これは隠れた名作!大傑作韓国アニメ映画『白雪姫の赤い靴と7人のこびと』の感想!

未体験ゾーンの映画たち2021のラインナップに、アニメ映画唯一の選出作品があったので観てきましたよ。

『白雪姫の赤い靴と7人のこびと』のざっくり感想

大阪ではシネリーブル梅田さんにて3回のみの上映だった内のその初回にお邪魔させていただいて『白雪姫の赤い靴と7人のこびと』を観てきました。

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白雪姫の赤い靴と7人のこびと(原題:레드슈즈)
制作年:2019 / 制作国:韓国
監督:ホン・ソンホ

ホン・ソンホ監督によるおとぎ話の世界を舞台にした『白雪姫』のパロディ作品。実は、アメリカでも上映を果たしており、スノーホワイト役には『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツさんも吹き替え参加していたという映画です。

本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと

ド傑作

と言う、想像以上の傑作でした。
上映回数が少なく見逃しやすい作品でしたが、危な買った!
見逃さなくて良かった!!

心優しい実はぽっちゃりお姫様と、魔法で緑の小人に変えられたナルシなイケメン勇者の恋愛物語。内面か外見か話をここまで楽しく新鮮に見せられるのはホントに見事!参りました!

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本作、小人の呪いの設定がめちゃよく出来ていて、「誰かに自分の姿を観られていない間は元の姿に戻る」というルールのおかげで、次のカットで急に大人の姿になったり、小人になったりを繰り返すのが単純に観ていて楽しいし、この仕掛けがしっかりドラマに生きてくるのもたまんない。


ルックで未就学児向けと思うかもしれないですが、少年漫画のようなアクション要素も有り。

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特に主人公の小人・マーリンは実は美青年で、なぜかお札を駆使する魔法使いという設定。「なんでだよ!」って感じはするけど、絵になるからまんざらでもない。ただのナルシストじゃない性格の絶妙な具合も最高です。好き。

以下、ネタバレありの詳しい感想と、この映画で話題になったクロエさんの謝罪ニュースを紹介します。

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