読了:『あずかりやさん』大山淳子
3月2冊目です!
(エイプリルフールだから遅れても許されると思ってる)
この本はカバーが可愛いくて即決で買いました。
駄菓子屋さんを思い出す感じのデザインで、どこか懐かしい。
もうタイトルだけでワクワクしちゃう。
本の雰囲気としてはツバキ文具店にとても近いです。
ただ、書かれてる文章が主人公目線ではないところが凄い。
軽く本の内容を紹介していきますね!
ある商店街の一角に『さとう』という暖簾がかかったお店があった。
そこは1日100円でなんでも預かるというあずかりやさん。
万が一預けた人が予定日に取りに来ない場合は、預けたものは店主のものになる。
その店を切り盛りする店主は、目が見えない。
けれど声や空気の動きに敏感で、記憶力もよく、お客さんの名前をあずけた荷物をちゃんと覚えている。
近所の人がきたり、一流企業の社長が来たり、小学生の女の子が来たりと、来る人は様々。
自転車や書類、招き猫、さらには遺骨までと色んなものを預けていく。
そんな毎日を淡々と生きている店主を見守る、暖簾やガラスケース、猫の視点で描かれている物語です。
こんなお店が家の近くにあったらもしかしたら使っていたかもしれません。
皆さんはもしあずかりやさんが近くにあったら、何を預けますか?
うーん。
私だったら、スマホを預けます。
通知に気を取られて、いつの間にとてつもない時間が取られる時があるからね。
たまにガラケーの時代に戻りたくなるときもあります。
さて、そんな感じのサクッとレビュー。
実はまた新しいプロジェクトを友達と始めることにしたのでちょっとバタバタです。
きっと私は一生余裕のない生活なんだろうな。
楽しいならもう忙しくてもなんでもいいや。
ではそんなところで!
今日のnegoto:「春の風って色んな花のにおいが混ざって気持ちいいね」
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