「み」の自由
「み」 接尾辞
「ヤバみ」「つらみ」「わかりみ」の「み」の用法が
明鏡3版に載ったとのこと!
同項 使い方には「標準的ではない」との記載があるものの、さあ、何年後にこの但し書きが外れることになるのか。
標準的になるのか、あるいは、誰も使わなくなるか。。。
新明解8版には載ってないです。あらー。発行日はたった20日違い。
手元の文法解説本数冊でこの「み」について見てみると
「さ」と対で説明されていることが多い。
重い・重さ・重み
深い・深さ・深み
厚い・厚さ・厚み
この3つは 軽み、浅み、薄み とは言いませんね、なんでだろう。
ヤバい・ヤバさ・ヤバみ
つらい・つらさ・つらみ
はこの流れかな。形容詞に接尾辞をつけて名詞化したパターン。
楽しい・楽しさ・楽しみ (楽しむ・楽しみ)
悲しい・悲しさ・悲しみ (悲しむ・悲しみ)
うーん、カッコ書きしたのは、動詞連用形と同じ形なので語の成立の事情が異なるという解説本があったため、、、ここから強引に、、、
分かる・分かりみ
って感じでしょうか?
連用形ルールで行くと
分かみ
になるはずですが?それもおかしいかな?
まあ、語の成立の事情がアサッテから来てる仲間に入れてあげてください。
ちなみに私は昨年中に
NHKのニュース映像で学生さんが
「分かりみが深かったです」と言っていたのに
「深く分かりました」と字幕がついていたのを笑ってみていたクチですw
コトバは自由です!
これホント!