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110/365 自分の軸~なぜ生命保険業界だったのか~
アウトプットマラソン、110キロ目です。
迷ったりする時は、自分の軸に立ち返るのが一番です。
アウトプットマラソンを始める前に、振り返る用に自分のターニングポイントごとにいくつかまとめていました。
一度まとめておくと、自分がどういう時によろこびを感じるのか、楽しさを感じるのか、パワーを発揮できていたのか、考えの変化が生まれているのか、振り返りに使えて、便利です。
Amazon以降を整理できていなかったので、改めてまとめてみます。
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なぜ生命保険業界を選んだのか。
それは、自分がなりたい理想像への、自己実現の手段として一番近いと思ったから。
きっかけは、大学時代にダブルダッチ関係で知り合った方でした。
出会った時は大学2年。ひょんなことから社会人2年目で再会することに。
プルデンシャル生命で、採用の仕事をされているということでした。
当時、仕事に対して大きな不満があった訳ではなかったのですが、考えていることを色々話していたら、『1回話聞きに来てみたら?』とお誘い頂きました。
正直、まったく興味がありませんでした。
生命保険に対して、あんまり良いイメージを持っていなかったというのが大きな理由の1つなのですが、社会勉強だと思って行ってみようと思いました。お世話になった方だったので、断りづらかったというのも大いにあります。笑
プルデンシャルの採用プロセスは、全部で5回くらいのステップを踏みます。中身のパターンはいくつかありますが僕の時は、
・マズローの欲求5段階の話
・報酬体系の話
・仕事の意義
というお話でした。
話を聞いているうちに、先入観が改められて、少しずつ興味を持つようになりました。
中でも印象に残ったのは2つあって、ひとつは日本の生命保険業界の現状という話。
日本の生命保険の世帯加入率は約80%。ただ、10年ごとに更新になって保険料が高くなっていくことや、65歳以降の保障がガクッと減ってしまうことを、誤解して加入している人が多い、という話でした。
話を聞いた後、すぐ両親に確認しました。笑
もうひとつは、保険金給付事例。
こんな時に保険が役に立ちました、という話を聞いて、保険営業のイメージが変わりました。何かあった時にすぐに駆け付けてくれるレスキュー隊みたいな仕事だと思いました。困った時にめっちゃ必要とされる仕事だなと。
さらに、採用プロセス以外で、良さを感じる部分もありました。
例えば、仕事で生まれた繋がりが、誰かの問題解決に繋がるところ。
ちょうど話を聞いている間に、親戚がちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまったのですが、そんな時にその知り合いの方が、専門家を繋いでくれて、親戚が喜んでくれました。
ノルマがないので、自分がお客さんの役に立つと思える人との繋がりや、情報を得られる状態を能動的に作ることができるところも、いいなと思いました。
当時は、こういったことを考えていたので、
お前がいてくれてよかった→必要とされている状態→それってどんな時?→人が困ってる時→どんな時に困る?
と整理してみたところ、原体験として、この3つが困った場面でした。
・リウマチになって困った→お金
・リウマチが判明するまでに、情報少なすぎて困った→医療
・身近な人がトラブって、困った→法律
ここに対して、自分が困った時を思い出して、近くにいてくれたらありがたかったな、という人を目指そうと思ってました。
当時は、『困った時に、真っ先に顔が思い浮かぶ人になる』ということをテーマに掲げていました。
そして、勇気を振り絞って、2015年6月にAmazonを退職するのでした。
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