最近プレイしたゲーム
最近プレイしたゲームで個人的オススメなインディーズのゲーム2本を感想やあらすじ?込で語ります。
Milk inside a bag of milk inside a bag of milk and Milk outside a bag of milk outside a bag of milk
元々はロシアのNikita Kryukovという方が開発した所謂鬱ゲーです。私が購入したのはSwitch版の1と2がセットになっているこちらを購入しました。
私は定価の1,000円で購入したのですが、今は11月7日まで600円で購入出来るそうです。
気になった方は今の少しでもお得な時に買うのをオススメします。インディーズのゲームならセールをすると数百円で買えるのでゲーム1本分ですからね…
(以下MILK1、MILK2と言います)
ロシア語から英語に、そして日本語に翻訳してるので機械翻訳かなと思って私は元々プレイしなかったのですが、今現在は改訳されていているのでそこら辺は大丈夫でしたよ!
内容の説明をすると、
MILK1
精神疾患を患っている少女と夜遅くにお使いを頼まれて牛乳を買いに行く話です。
8bit風のビジュアルでBGMも相まって不安を煽るような描き方をされています。
私達プレイヤーは少女の頭の中の存在になって、彼女が無事に牛乳を買いに行けるように手伝ってあげなければなりません。
特に戦闘などは無く、10分もあればMILK1は終わってしまうのですが海外では(Steam版で)かなりの高い評価を得た作品です。
MILK2
彼女が牛乳を買い終えて家に帰ってきてからの話になります。特にMILK2は彼女の思考を整理する事をしてあげる「認知行動療法」のような事をします。
こちらもすぐに終わるのですが、全5種類のマルチエンディングとなっています。
部屋で寝る為に少女と思考を整理して解きほぐして話を聞いてあげる事が今回私達プレイヤーがやるべき事となっています。
今作雰囲気をとことん楽しんで欲しいのでこれくらいにしときますね。
鬱ゲーは基本そうですが、特にこの作品は精神疾患の描写がよく描かれているので辛い人はおそらく結構来るものがあるかと思うのでプレイする際はお気をつけてください。
(例:統合失調症や強迫性障害、解離性同一性障害等)
コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ
こちら書いてある通り「コーヒートーク」というゲームの次の作品になっています。
私は前作からのファンなのでこちらのゲーム発売日にゲームショップをハシゴして購入しました。
今作から始めても十分楽しめるかと思いますが、両方プレイする!買うつもり!という際は是非とも「コーヒートーク」からプレイしていただきたいです。
ダウンロード版だと1,980円です。確か、パッケージ版だと2,200円程だったような…
こちらも、前作も含めてなかなかいい作品になっています。
内容は、私達プレイヤーは「コーヒートーク」という夜にだけ開店しているカフェのバリスタになります。お酒は出さず、コーヒー等の温かい飲み物のみを提供する場所です。
夜にしか空いてないのもあって、基本的には常連さんが来るような隠れ家的なカフェ。
そんなカフェで温かい飲み物を求めてやってくるお客さん達の話を聞いてあげるゲームです。
私達はあくまで彼らの人生に大きく影響を及ぼす訳では無いですが、彼らの人生に寄り添って彼ら自身が自分の抱える問題を解決する為のアドバイスを他のお客さんと共にしたりします。
このゲーム面白いのが人間以外にも様々な種族が居て、バンシーという妖精やサテュロス、エルフやサキュバス、オークや人狼や吸血鬼、タコのような下半身を持つ海棲人(人魚?)等の人間以外の種族もお客さんとしてやってきます。
人間以外の種族も居ることから種族的な差別の問題やそれぞれの種族の葛藤や苦労話もあって、本当にストーリーに深みがあり、サキュバスとエルフの新婚さんの話、オペラ歌手になりたいバンシーの話、車をパンクさせるいたずら魔を追う警察官の話…等登場人物それぞれのストーリーが作り込まれてて本当に面白い作品ですよ。
こちらは私は記憶が確かなら、3〜4時間程でクリアしたかと思います。本当にゲームをぶっ通しで出来る日がある方なら一日でクリア可能なくらいのボリュームになっています。
正しい飲み物を提供出来たかによってエンディングは3つに分岐します。(ノーマル1とグッド2)
ここから下ストーリーに触れつつ感想を言ってるので、微ネタバレ注意かもです…
前作からは3年が経過しているので良くも悪くも、前作のキャラ達は変化がありました。
新キャラはもちろん、前作のキャラは全員出てるのですがマンネリ感は感じませんでしたよ。
吸血鬼のハイドさんと人狼のガラさんは元々友人なので前作同様一緒に来店したり、カフェで合流したりは変わらずなのですが、カフェで前作とは違う組み合わせで交流していたりして「このメンツで話すの!?w」となったりして本当に面白かったですw
もうなんの集団なんだこれ状態ですw
そして新キャラ(新種族)の、バンシーのリオナとサテュロスのルーカスは少なからず「SNS」によって自分の価値観が出来ています。
SNSでは出せないような本当の自分の事を話したり、相手の事を話されたりして理解しようとしたり人によっては力になろうとしたり。
面と向かってぶつかったり話し合ったり。
そういう事って難しいけど本当に大事な事だよなと気付かされる場面もありましたね。
私達現代人はスマホの、SNSの世界の「ていねいな暮らし」とか誰かの「理想の𓏸𓏸」に縛られてしまう事もあるから、SNSは関係ない自分や相手の事が大事なんだよな。と改めて考えさせられました。
数時間で終わるゲームではありますが、感想を言うと本当にベラベラプレイ時間以上の事を語れてしまうような作品です。
お気に入りの温かい飲み物をお供にしてプレイするのも1つの楽しみ方としておすすめですよ。
インスタントのコーヒーでも、ティーバッグの紅茶でもいいんです、貴方のホッとする一杯と一緒にプレイしてください。( *´꒳`*)
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