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【読書記録no.1】コンサル1年目が学ぶこと

会社員を辞めて出来た時間でやりたいことのひとつが読書。毎月5冊は読みたいです。
小説以外は目的意識を持って読んだほうがいいので、個人的な備忘含めて読了後感想を記録として残していきます。

この本を読んだ理由

・仕事に直結する「論理的思考」を強化するため、コンサル思考の基礎を学びたいから
・数年前に購入して積読になっていたため

感想

前半は結論から話す、緊急度を確認する、数値的根拠で話す、期待値を把握するなど、社会人としての基礎っぽい内容だった。
読みながら、私の前職の人たちはこれらのことをほぼ全員が出来ていたのでみんな基礎力優秀だったんだなぁと振り返っていた。

中盤はパワポ・エクセル使いこなしましょうっていう話で、ここは自分ももっと強化が必要だなぁ・・・ぐぬぬ。と思いつつ。

個人的には最後の章、プロフェッショナル・ビジネスマインドの章が印象に残った。
自分がやっていることは作業のための作業になってはいないか?
自分がやっていることは問題解決の役に立っているのか?
クライアントに価値があると思ってもらっているのか?
自分は生産者になれているのか?
やや体育会系の箇所もあったが、社会人として定期的に振り返りたい章だった。

印象に残った言葉と学んだこと

「ビジネスとは相手の期待値を1%でも超えること」
最近聞いたとあるPodcastでも同じことを言っている人がいた。
私の場合は勝手に「相手はもっとこういうことを望んでいるかもしれない」と相手の期待値を妄想で膨らましてしまうので、1%でも越えれば合格ということを心に留めておいて、そこを意識して仕事をしたいなと思った。
相手はもっとこんなことを期待しているのかも・・・と不安になったりするよりも、しっかり相手の期待値を確認してそこを1%でも超える。
そういうマインドでいた方が心身ともに健康でいられる気がする。

「20:80の法則」
いわゆる「売上の80%をわずか20%の顧客がもたらしている」というやつだ。
8割の数は2割の要素を検討するのが大事ということ。これには大事なことにフォーカスし、それ以外を勇気を持って切り捨てることが大事である。
わかっているんだよ・・・わかっているんだけどこれがなかなかいざやると出来ない。出来ない自覚がありつつも出来ない。瑣末なことに気を取られて時間が経過していってしまう。
せめて「今自分がやっているのは瑣末な部分ではないか?」の自覚を持つことからはじめよう。

それと、やらないことを決める・努力を最適化するということについては参考図書の紹介がされていたのでそちらを読んでみたい。


「コンサル1年目」とありますが、社会人の基礎や大事なマインドが書いてあるので何年目でも自分を振り返る本としては読みやすくていい本だなと思いました。
一方でビジネスパーソンとして整いまくっている人いは少し物足りないかも。そんな印象でした!

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