テテのかんたん投資!図解!つみたてNISAをはじめよう①
家事、育児、仕事に投資活動を頑張る3児の父テテです。投資初心者の方にも気軽に読んでもらえるよう、できる限りかんたんな言葉で、1記事あたり1000〜2000文字程度の短い記事で投資の必要性やおもしろさを皆様にお伝えしていきたいと思っています。
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前回、積立投資は難しく考えずとも放置することで好結果が出せるということを僕の実績公開で『ふわっ』と『ざっくり』とお伝えできたと思います。
今日は、その積立投資をするならば是非おすすめしたい『つみたてNISA』についてお伝えしたいと思います。
免責事項
本内容、またそれに基づいた投資判断などにつき、私はいかなる責任も取れません。
おっと、本題に入る前に恒例、助手の紹介をさせてください。ネコのシルエット(©TopeconHeroes all right reserved.)くろまめです。
図解!NISAとは何か?
では、本題に入ります。
NISAとは何か?くろまめもわからないようです。
一言で言うならば税制優遇のある積立投資の仕組みということになります。
下図にかんたんにまとめました。
課税?非課税?
通常、投資で得られる利益には20.315%の税金がかかります。この、税金20%というのはとても高い。とてもとても高い。(2回も言っちゃった。)
具体的に言えば、
「100万円の利益がでれば、およそ20万税金として引かれてしまう。」
ということになります。これってとても大きいですよね。
でも、『NISA』『つみたてNISA』を利用すればこの利益が非課税となり100%の収益となります。
あ、くろまめもいつの間にかサメに横取りされてしまったようですね。
『NISA』?『つみたてNISA』?
NISAには2種類存在し、個別銘柄など対象に投資ができる『NISA』に対して、つみたてNISAは投資信託にしか積立投資ができません。初心者が、いずれかをはじめるのであれば、僕はこのうちの『つみたてNISA』を推したいと思います。
なぜ『つみたてNISA』?
では、投資信託にしか積み立てられない『つみたてNISA』をなぜ推すのか。以下理由が挙げられます。
詳細はまた別記事でお伝えしたいと思いますが、上記理由から初心者でも比較的安定して資産運用ができる手法だと思います。(ただし、商品選択、運用期間は間違えないようにしましょう。)
個別銘柄は騰落率(大きく値を上げることがあれば、値を下げることもある)ため、投資に慣れた人であれば使いこなすことも可能であるとは思いますが、ここでは、「これから投資をしてみたい」といった投資初心者向けの説明となりますのでつみたてNISAのみの説明とさせてもらいます。
ちなみに『NISA』『つみたてNISA』いずれかの運用しかできないようになっており、「お得だから証券会社を変えて両方やっちゃおう!」ということができないようになっています。
投資上限 年間40万円まで
利益が非課税で受け取れるつみたてNISAには、年間の投資上限枠が40万円と投資可能金額に制限がかけられています。
投資上限枠いっぱいの40万円/年で投資しても良いですし、つもり貯金や節約している分を少額ずつずつマイペースに積立ることも可能です。また、買い方は積立となるので設定日に所定口座から自動引き落とし、購入となります。
このようにして、任意の設定額、毎日または毎月に設定日で購入が可能となっています。
ちなみに僕は、コーヒーの購入や弁当を手作りにして節約したりと毎日の生活の中で節約して浮いた分のお金を『毎日』の設定で、12ヶ月間で上限枠いっぱいになるよう積立しています。僕の友人は家族のために辞めたタバコ代を家族のためにこっそり費やしているという人もいます。
なるべく継続した運用が理想的ではありますが、購入設定は証券会社によってはいつでも任意に変更可能ですのでフレキシブルな運用も可能としています。
ただし、利益確定して一度精算した投資金額を再利用するようなことはできませんのでご注意ください。(精算しようがしまいが年間40万円までしか積立てられません。)
運用期間に制限
実はこの制度、もう一つ惜しい点があり、2020年12月現在、新たにつみたてNISAを始める人は投資してから20年間にわたってのみNISAによる運用が可能ということで期間にも制限が設けられています。
そのため、最大利用可能投資金額は下記の通りとなります。
また本制度の適用は2042年までで、以降はどうなるのか今のところ決まっていません。逆の言い方をすれば、つみたてNISAを期限いっぱい使い倒したいということであれば2022年までに開始しないとならないというのとです。(制度改正で、延長になる可能性もあります。
投資対象は?
『つみたてNISA』で投資できるのは金融庁の基準を満たした投資信託の商品のみということになっています。従い、個別株などのように星の数ほどある銘柄から選ぶ必要はなく、一定程度絞られた商品から選ぶことになります。
今回は『つみたてNISA』について簡単にお伝えさせていただきました。
つみたてNISAを開始する場合、どの投資信託の商品にすればいいのか?という壁にぶつかることになりますが、また別の機会にお話したいと思っています。
それでは。