no.99:ランチタイムは社会の縮図
今日はお昼ご飯を我が妹とUberEatsで注文して
自宅で食べました。
こちらは海外に住む息子の本日のランチ
学校の友達の家でBBQパーティーがあったそうです。
お肉がサイコーに美味しかったと喜んで
whats appで私に送ってきた写真です。
毎日、職場のランチ事情を目にしますが
ドラマを感じます。
上司の男性が12時ピッタリに
電子レンジに特大サイズのお弁当を突っ込み
温める様子を見掛けると
いつも微笑ましく思います。
「きっと奥さんの愛妻弁当を毎日楽しみにしているんだろうな~食べることが大好きな旦那さまのためにあんな大きなお弁当箱!羨ましい」
あと、
毎日同じメニューの同僚女性もいます。
「午後の紅茶・ミルク味」と同じ菓子パンを食べる同僚の女性がいます。
かなりの甘党です。
仕事のボリュームが尋常じゃないほどの忙しい人なので、違う食品を買う心の余裕が無いのでしょうね。朝、コンビニに寄ってランチタイムもPCにかじりついて仕事をしています。おつかれさまでございます。
おにぎり2個だけの同僚もいます。
「ダイエットをしているから」という理由です。
東京のビジネスパーソンさんたちは
ランチは外食、お弁当箱持参、コンビニやキッチンカーで買う
などさまざまな人がいます。
他の都道府県の方々もきっとそうだと思って
断言します。
日本は絶対に、どの国にも負けないくらい
ランチタイムに非常にこだわりと情熱を持っていると思います。
たった1時間のお昼休みにラーメンを食べるために列をなしたり、今日はカレー、明日は牛丼とお店を変える人もいれば、手作り派の人たちは機能性やデザイン性など、究極のお好みお弁当箱を探し求めて使用している人がいます。
日本人は同僚とランチを取る人が多くいます。休息をとりながらもコミュニケーションの場でもあり、様々な情報共有ができる場としてランチタイムを重要視しています。私もランチタイムに同僚とおしゃべりをしてストレス解消をしたり、異次元から引き戻された感覚があり、人間として存在していられるこの時間が貴重です。
あとは、毎日のランチタイムに仮眠を取る同僚もいます。いわゆるパワーナップです。体と脳がリフレッシュされ、注意力や集中力が高まり全体的な生産性が向上すると思うので最適化間違いなしです。でも、私は起きられる自信がないので職場ではしません。
資格試験の勉強をしている人もいます。小さなお子さんがいるお父さん同僚ですが、お昼休みは会議室で必ず静かに勉強をしています。
聞けば「一生食べて行けそうだから」という理由で勉強をされてます。心から尊敬します。
多くの人が「お昼休みが一日の中で一番楽しみ!」と言いますが、一方、「お昼休みが最も辛い時間」という人も多くいます。
会社のトイレで“ぼっち飯”も聞いたことがあります。
誰と一緒に食べるか、あるいは一緒に食べる相手がいないという状況が、孤独感や不安を引き起こすことがあります。
特に、グループで行動する文化が強い日本では、孤立することを避けたいというプレッシャーが強く働くため、他人の目を避けるためにトイレで食べる選択をする人がいるという孤独感や人間関係のストレスでおきるこの常軌を逸したトイレの”ぼっち飯”、絶対に笑えません。
こういう事をする日本人がいると私は知った時に、胸が苦しくなりました。
もちろん、群れたくない、同調圧力に押しつぶされたくない、プライバシーを守りたいという気持ちから"ぼっち飯"を選び、それが労働時間の中で最も不幸に思える時間になる人もいるでしょう。
また、食事内容を見られたくない、騒がしい周囲が嫌だなど、など様々な理由もあると思います。
ランチタイムは、単なる食事の時間を超えて、その人の性格や人間関係の在り方が表れる、小さな社会の縮図であると言えますね。