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毒親の話題がヤフトピに。モラハラの根っこにもある毒親問題

こんにちは。ねこねこです。

noteでは主にパートナシップにおけるモラハラについてお伝えしていますが、私は親から子へのハラスメントである毒親問題のサポートにも取り組んでいます。

昨日のYahooトピックスにこのような記事がありました。

Yahooトピックス(ヤフトピ)とは、ヤフーニュースのトップページに掲載される8本の記事のことです。ヤフーニュース編集部がピックアップした、その時々に最も注目されるニュースが掲載されます。

毒親に関連する記事が、Yahooトピックスにピックアップされているのは、それだけ問題が深刻化、拡大化しているからなのでしょう。

毒親というのは、あらゆるハラスメントの根っこになっていると言っても良いほど、重い問題だと私は考えています。

今日は、毒親とはどのような親のことを指すのか、「毒親」という言葉の生みの親ともいわれる、スーザン・フォワード氏の著書「毒になる親 一生苦しむ子供」から紹介したいと思います。

毒親の分類

同書では、毒親を7つに分けています。

1,「神様」のような親
気まぐれで非合理、その怒りに触れると子供を罰する
2,義務を果たさない親
「子供の心身のニーズに応えない」「子供の安全を守らない」など、親としての基本的な責任を果たさず、むしろ子供に自分が必要としていることを満たしてもらおうとする
3,コントロールばかりする親
過度に子供に干渉し、分別の無く常に子供をコントロールをしていないと気がすまない
4,アルコール中毒の親
家族に影響を及ぼすほどアルコールに依存している
5,残酷な言葉で傷つける親
子供の「身体的特徴」、「知能」、「能力」、「人間としての価値」などについて、日常的かつ執拗に言葉で攻撃する
6,暴力をふるう親
子供に身体的苦痛を与える。父(母)の暴力を止めず見て見ぬふりをする母(父)も、この虐待行為の消極的協力者といえる
7,性的な行為をする親
親が子供に秘密裏に近親相関的行為をする

このような毒親は、親の考え方が自己中心的で何事も自分の都合が優先するタイプと言われています。

毒親の支配

毒親による支配は、被害者が何の力も価値判断基準も持ち合わせていない子供のころから行われます。

毒親の家庭では本来は最も安全な空間である家庭が、密室の調教場と化しており、子供は長期間にわたり抑圧され、支配されてきます。

そして、子供は成長してからも自分に価値を見出すことが出来ず、自分に対して常に不十分である感覚を持ってしまいます。

また、モラハラの加害者や被害者は、どちらもこの「毒親」が根っこにある場合が多いと言われています。

親が支配体質の毒親だったから、当たり前のように自分もそのようになってしまうことで、モラハラ加害者になる人がいます。

一方、親の毒親支配に、ある種の依存をしてしまっていたり、我慢が常態化してしまって感覚が麻痺してしまうとモラハラ被害者になりやすくなります。

毒親問題やモラハラ問題など、支配・被支配の関係は特別なことではなく、意外と身近で起こっていることだったりします。

今後もヤフトピなど影響力があるメディアで、このような記事が配信されて、多くの方にハラスメントや支配の情報が届くと良いなと思いました。

今日も一日、本当にお疲れさまでした。





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