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Dragon's Dogma 2 Character Creator & Storageに脳汁が出た

ここ数年FFにかまけており、それはそれでいいこともたくさんあったのだが、ムダに長い自身のゲーム歴において、MMOの占める割合は非常に乏しいものである。加えてソシャゲの類もひとりで黙々とやれるタイプなので、どう考えても本質的にはソロゲーマーなのだろう。しかも気付けば無情にも大人になってしまい、もはや複数のタイトルをプレイする時間など持ち合わせていない。その意味で、FFをめぐるここ2ヶ月間のあれこれは、自分の来し方行く末を見据えるいい機会にもなった。

FF14のプレイ開始は2017年10月であるが、(忌憚なくいえば)このゲームにはいろいろとめんどくさい縛りが多く、ふらっとログインしなくなる時期が何度かあった。期間はまちまちで、1ヶ月くらいでもどることもあれば、1年近くの空白がつづいたこともある。その間何をやっていたかというと、あたりまえのことだがふつうに生活していた。この「ふつうの生活」の中には、ゲーマーなら理解できるかと思うが、「ゲームをすること」も含まれている。しかし何かのきっかけでFFを再開するとどうしてもそこにかかりきりになり、Steamその他に格納された多くのタイトルは、あえなく中断したまま長い眠りについてしまう。あの名作Detroit Become Humanもそのひとつだった。まずそいつをやり直そうか。いやWitcher3も捨てがたい。無論FalloutとTESシリーズも…だがまずは環境の再構築からだ。いやいっそ最初はヴァニラでやるというのはどうだろう?PCもあれから一度買い替えているし、それはそれで新鮮かもしれない。ついでにStarfieldは?「初期状態であんだけバグが少ないなんて!」と話題になっている。ベセスダ、ついに狂ったか?――これは誉め言葉である、もちろん。そういえば自分のウィッシュリストも長らくみていない。あそこにはいったい何が入っていたっけ……

いや待て、少し前にチラ見したあのゲーム。「アレ」はどうなのだ。国産とは到底思えないバタ臭さ。画面の端々から漂う噎せ返りそうなほど濃密な世界観。アクション性も凄まじいものだろう。嗚呼「アレ」。「アレ」についてはすでにSNS(旧Twitterに非ず)でうわ言交じりのやりたい発言を何度かしている。だって絶対脳汁出る。前頭葉いかれる。しかし身体がついていくのか。腰痛も眼精疲労も知らなかった20代の頃にもどりたい。日常もまちがいなく浸食される。電車乗ってるときとか無意識にキーボードショートカットとマウスアクションで動作しようとしちゃう。ヤバい。

そう、「アレ」――その名を、

Dragons Dogma2

というゲーム。うわーんやりたい。でも明後日から俺また貧乏暇無しなんだよなどうしよう。まじで当面、何ら期待のできないY氏のコメント辛気臭い顔で待ってることくらいしかできねーのよ(ところで昨日のメンテ後更新情報見ました奥さん?ひかえめにいってスカスカじゃない?俺はINしてミストの風景に絶望し自宅にひきかえしてウォーターパーティション見に行って、相変わらずのダバダバ水量と音量なの確認した瞬間ファンの爆音がしてPCおちたから寝ました)。

そんな私にそしてあなたに「Dragon's Dogma 2 Character Creator & Storage」。これがあればあの優秀すぎるキャラクリが無料で体験できるよ。世界で唯一無二のその顔面は保存してゲームプレイにも使えるよ。なんというシームレスかつオシャレな販売戦略か。そして結論からいえば脳汁が出た。しかもまだ出つづけている。今日休みでよかった。

SteamからPCの所定の場所にダウンロードし(このへん人により設定はちがうと思う)、インストールして起動。特段癖はなくスムース。俺はコントローラ使わないので、キーボードとマウスで調整。「直感的」とまではいかなかったが、ふだんからキーボード&マウスでやっている人ならすぐ慣れると思う。ただフルスクリーンにできず、そこは残念。今日のところはある程度自動で設定し、とりあえず顔の造作をいじってみることにする。

どーん。

「ヒト型→大分類→中分類」というかんじでモデルを選択していく。これは中分類のとこ。頭のデカさとか微妙にちがう。質感めちゃくちゃいいよなしかし。

どどーん。

顔だけをドアップしたり、ぬるぬる動く。「一見素朴そうな兄貴だが、何を考えているかわからなさそうな顔」にしてみる。しかしただの悪党になった。たぶんもっと悪党にできる。

ここまでやったがおもしろすぎるので仕事中の妻に思わずLINEしてしまう。「売人にしかみえない」とかいわれた。おかしいな、数奇な運命のもとに生きる「覚者」のはずなんだが……

まあ、このnote書いたら掃除したりごはんつくったり今日できそうな細かい仕事したりしますけどもね(大人って…

この後、あまりに脳汁が出すぎたためほとんどスクショを撮らずに堪能しまくった。いやーゲームって楽しいですね。キャラ作成中はライティングやその向きもかんたんに切り替えることができ、この暗がりのような場だけでなく、さまざまな環境下での様子を確認することができる。それを活用すればプレイ開始後「最初の印象とかけはなれてしまった」とか「明るいところに出るとなんかブサイク」というような齟齬がうまれることもないだろう。今日はタトゥーや傷といった項目にはさわっていないので、後日さらに変態的にパワーアップしたカッコよくなったキャラを創造してみたい。

え?えふえふで?どんなキャラなのかって?ただの小汚い変態なんだろうって?やだなー、ただのうさおだよ。

ヘタの横好きジョブは戦学占詩踊赤です!!!!!!!よろしくお願いします!!!!!!

いまはもうこういう顔面ではなくなりましたが、大事なキャラクターでした。愛想のない雰囲気や脱力感のある猫背は自分自身に少し似ていることもあってしっくりくるしいまでも好きだし、大事な人に笑いかけるときの無防備さも、ほんとふにゃふにゃで男らしさの欠片もなくて大好きですw

とりあえず現状いえることは、思い出は自分の一部として大切にいつくしみ、いまこの瞬間を考えるなら気分が上がるものだけを身近に置いて、いやなものだけに取り巻かれて自家中毒になることはない、話はそれからだ、ということかな。

ともかくすべてのゲーマーに幸あれ。