『箱根おすすめ神社仏閣』興福院 箱根権現の面影と芦ノ湖 白龍大明神 曹洞宗瑞龍山興福院
戦国時代の天文年間(1532〜1555)に、
箱根権現(現在の箱根神社)別当時金剛王院東福寺の
子院として、創建されたと伝えられている。
豊臣秀吉の小田原攻めの際に壊滅的な、打撃をうけ、家康により、再興された。
明治維新になると、神仏分離令のため箱根権現でも
別当時金剛王院東福寺を廃寺として箱根神社となり、
住職は、還俗して神官となった。
仏像や仏具が破棄され、僅かながら、難を逃れた仏像と思われるものが興福院に安置されている。これは、
興福院の弘法堂に安置され、見学する事ができる。
広くは無いが、趣きがある寺院。
しか〜し、これだけでは、無い!
箱根七福神の布袋さんが、いらっしゃる。
箱根七福神巡りもおススメ。
そして、まだ、これだけでは無い!
お玉観音なるものがいらっしゃる。
ここから、歩いても行けるが、車で行っても広い駐車場がある。
奥の院
お玉池は、道端に車が2台位停められる。
階段を降りて行く道があるので、そこを降りて行くと、多分、お玉観音様がいらっしゃるはず。
ここに来た時には、知らず、次の寺院を調べていた時にわかったので、降りて行かなかったんですよね。
江戸に奉公に出ていたお玉。
奉公の辛さに逃げ出し、関所を通ろうとしたが、
手形を持っていなかった為、関所破りで捕まり、
処刑されてしまった少女。
なずなが池が、いつしかお玉池と呼ばれるようになった。
お玉や、病気で、災難にあって等、たくさんの人が亡くなった。
箱根の関所には、哀しい歴史がたくさんある。
お玉観音は、そのような哀しい霊を癒してくれている。
そんな、優しい観音様に私も癒されてきた。
ありがとうございます。🙏