2020年を振り返って遊んだものとか買ったものとか
順不同。主にAmazonの購入履歴とかSteamの購入履歴とかを見ながら。
今年は上半期は忙しすぎて破滅していたので、時間が十分にあった下半期のものが多いかも。
来年はもっといろんなものに触れたいですね。
ウォーターサーバー&炭酸水メーカー
記事も書いたわけだけど本当に快適。ウォーターサーバーは今でも使っています。
最近では横に置いてあるダーツスタンドにプラスチックの使い捨てのコップを来客用に置いていて、これがまあまあ評判良い感じです。
炭酸水メーカーは(炭酸水が若干飽きたのもあって)使用頻度が下がりました。とはいえ一週間に一回くらいは使っています。ガスが長持ちして却っていいかもしんない。
G913
リモートワークになるならデバイス類はそれなりに凝ってもいいかなと思って勢いで買った。さすがに3万円のキーボードは高い。
・机でご飯を食べることがあるため、キーボードは動かしやすいように無線であるのが望ましい
・キーが高いキーボードは打ちにくいし疲れるので、可能な限り薄型であるのが望ましい
・メカニカルスイッチではあってほしいけど、うるさいのは嫌なので赤軸に類するキーであるのが望ましい
上記全てを満たすキーボードで入手性が良いのはG913しかなかった。最も、クラウドファンディング系を覗いたらもっとあったのかもしれない。
以前に使っていたのはELECOMの薄型の無線キーボード。これはこれで乾電池式なので充電に困らないなどのメリットは大きかった。ちょっとキーが小さかったけど。
(店頭価格では3000円くらいだと思う、おすすめ)
友人に自作キーボード沼に堕ちた人間がいるので高いキーボードを内心バカにしていたところがあったけど、買ってみたらさすがに高いキーボードは打ちやすさが違うなという気持ちになった。
とはいえ3万円分打ちやすくなったかと言われるとNO。
気分的には「おもちゃにしちゃ実用性高えな」くらいの感じ。便利には使っています。
G933sspre
これもリモートワークをきっかけに買ったやつ。知人が買って便利だったと聞いたので衝動買いした。
無線のヘッドセットは便利そうに見えたし、実際に便利だった。
これの前が有線のイヤホンだったのでヘッドセット特有の圧迫感や重量に耐えられるかが非常に心配だった(メガネをしているので圧迫感については特に懸念があった)が、意外とすぐ慣れてしまった。
音質についてはアイフォンのイヤホンと100均のイヤホンくらいしか使ったことがないのでなにやら低音が出ているらしいことしかわからない。まあ悪くはないと思う。同じ値段帯のヘッドホンと比べてどうなのかはわからない。
折りたたみ式になっているマイクは非常に便利で、これを跳ね上げて収納している状態ではマイクがミュート状態になる。
無線なので部屋の中を動き回れることと合わせて非常に快適。
例えば、会議中にウォーターサーバーから水を取ってきて飲んでくるのにいちいち離席を伝えたり音が入ってしまう心配をする必要がない。なんならトイレに行けてしまう。
一度無線ヘッドセット+ヘッドセット側でのミュート機能の便利さに慣れるとそうでない状態が苦痛に感じるほどだった。それくらい便利。
惜しむらくは仕事で使うには若干充電が心許ない。連続稼働10h程度で充電が切れてしまう。
昼休みなどにちまちま充電してごまかしてはいるが……。
充電ケーブルを付けながら使用することはできるがそれでは結局有線のヘッドセットを使ってるのとあまり変わらないので悩みどころ。
光らなくていいし音質落としていいからもうちょっと充電の持ちよくなんないかな。ダメか。
エナドリ箱買い
これもリモートワーク中にやってたやつ。3箱くらいは買ってたと思う。
想像以上に快適だったけどいくらなんでも砂糖の固まりみたいなものが常に飲める状態にあるのは不健康すぎる。エナドリに限らずコーラとかでもたぶんそう。
関係各所に怒られたり、同じエナドリを連続して飲むと意外と飽きることに気づいたり、だからって2種類買うのは収納の勝手がよくないなどの様々な理由により買わなくなりました。
今後忙しくなるようなら考える。
アースノーマット
これは冬に買った。冬でも蚊がいる。
体質なのか蚊に刺されるとものすごく腫れて痛むので、蚊対策は死活問題だった。夏に出なかったので結構油断していたら11月に一日で6箇所刺されてしまってブチ切れながら注文した。
まだそう長い期間使っているわけではないので微妙なところではあるものの、とりあえずこれを使ってから蚊に刺されてはいない。
こういう不幸を防ぐタイプのアイテムはプラスアルファのアイテムよりもむしろCoLを上げていると思うんだけど、意外と買うことを思いつけない。今回は思いつけて本当によかった。
余談だけどその前に使ってた電気式のやつ(光って電気通した金網で焼くやつ)は一年使ってキルスコア0でフィニッシュでした。捨てた。
たぶんPCとか色々光ってるから上手いことおびき寄せられなかったのかも? やっぱ薬剤が正解ですね……
iPad Pro 11インチ
容量は忘れた。なんか512gbだったような……?
写真撮らないし動画も多く保存するわけではないのである程度の容量があったら実質無限みたいなもん。
スマホあるのにわざわざスマホより重たくて利便性のないタブレット端末を使うことがあるのか? と半信半疑になりながら買った。
というのも、ジムに通い始めたのでルームランナーで走りながら動画を見るのにiPhoneでは小さかったからだ。
置いて固定して使う用途としては優秀であることは認めていたものの、自宅の中ではPCでよく、移動中はスマホでいいので使う場所がめったにないんじゃないかと思っていた。
家で動画をあまり見ないタイプなので動画鑑賞用というのも相当怪しかった。
実際に買ってみてどうだったかと言うと、PCやスマホの使用頻度が落ちてそのままタブレットの使用頻度が増えた。ゲームアプリがiPhoneより軽快に動くのは大きい。
iPhoneもiPhoneXだからものすごく不足しているわけではないが、一部アプリでは挙動が重いものもある。
他にも、単純に画面が大きいことによるアドバンテージはバカにしてはいけなかった。押しやすいし見やすい。プリコネで顕著だった。
そりゃPC離れするわ。タブレットでいいもん。物理キーボードの存在やモニターの存在、ブラウザを見ながらdiscordを見るといったマルチタスクのアドバンテージ、創作・プログラムにおけるアドバンテージはあるものの、それらも一部タブレット+スマホで代替可能であると実感した。
デカイ買い物だった分満足感が高めでよかった。おすすめ。あとはやっぱ画面がきれいなのも感動する。
Vive Pro
こちらは逆に値段の割に全く使わなかったやつ。同じ値段でiPad買ったほうがいいよ。厳密に言えば買ったのは一昨年の暮なんだけど、実際に触ったのはだいたい今年なので今年カウントってことで。
まずもってVRのゲームに魅力的なタイトルがないと言っていい。純粋に100時間……とまでいかなくても、40時間とか遊ばせてくれるようなパワーがあるタイトルが本当にない。例えば、PS4におけるニーアオートマタやペルソナ5、Switchにおけるポケモンやゼルダの伝説のような、遊んでるだけで楽しませてくれるようなタイトルが本当に少ない。
VRで人気のタイトルは概ねVRchatとBeat Saberとそのクローンゲーだが、VRchatはゲームと表現するにはあまりにも様々な点が粗末すぎる。
あれは友達がやってるから、という動機で起動するものであり、つまりTwitterやDiscordと同列のアイテムであって、僕がゲームに求めているようなただ遊んでいられるゲームとは違う。
音ゲーは人によると思うが僕はめちゃくちゃに1タイトルをやり込むプレイヤーではないので、棒振って(もしくは銃を撃って)ノーツを攻撃するだけのタイトルはすぐに飽きが来る。
これら2タイトルが刺さらなかった時点で概ねやるタイトルはない。あとはなんか雑多なホラーゲームと、他のゲームなら体験版とか、いいとこ500円で売ってそうなミニゲーム集みたいなのがあるだけだ。
思うに、開発のリソースを大量につぎ込んで宣伝も打って……みたいなことをするにはVRはシェアが狭すぎるし開発も大変なんじゃないかと思う。
ストーリーとデザインとゲーム性を全て兼ね備えるのはやっぱりお金がかかるんだろうな、という感想。
大作RPGみたいなのが定期的に来ないと家に置いてまでずっと遊びたいアイテムにはならない。
ただ、Vive ProともなるとVRの画質自体はとても良く、網目のような模様もほぼ見えず、快適な体験を楽しむことはできた。
これで安いからって理由でViveの古い方買ってたら本格的にVRアンチになってたと思う。
唯一無二の遊び道具という意味では期待はしているものの、現状の普及率から言って望ましいものが出てくる未来が見えないという意味でnot for meのアイテムだったという結論に落ち着きそう。
多分2021年の間にどこかに売ったり譲ったりすると思う。
ダークソウルⅢ
友人から貰った。が、さっぱり合わなかった。
即死ゲーがストレスに感じたとかアクションがもっさり感じたとかそういう部分が全く無いわけではないけど、それ以上にびっくりさせるような表現が多いのが苦手でダメだった。
鳥かごに人骨が詰め込まれてる悪趣味なオブジェが横を通り過ぎた瞬間にカサカサと足を生やして動き出す初見殺しトラップで完全に心を折られた。キモいし怖い。無理。
グロくなければ遊べそうだなと思ったので、類似ゲーのリトルウィッチノベタはそのうちやりたい。
余談だけどMMOでもDiablo系のゲームでもアクションゲームでもこの手のダークファンタジー的世界観が擦られすぎてて逆に苦手になってきた。ダメなオタクなのでもうちょっとゆるい世界観のほうが肌に合う。
話題のタイトルだしゲーム性は好きになれそうだっただけに本当に惜しい。名作である片鱗は感じられた。合わなかった俺が悪いタイプのやつ。
東京クロノス
上の方でVRをボロクソ言ったんだけどこれは例外で結構可能性を感じたタイトル。
VRでストーリーを読ませるゲームでまともっぽいのは今の所これだけな気もする。知らないだけかもだけど。
ゲーム性としては二択を選んだだけでルート分岐なのでないに等しいものの、ストーリーはそれなりに面白いものだったので楽しんで遊べた。
細かいところで文句はあるものの(二周目はほぼ変わらない展開の間に挟まる個別のストーリーを読む形になるので既存パートがダルいがスキップ機能がかなり不便とか)、プレイフィールは良かったと思う。
とあるエンドでプレイヤー側がハックされたかのようになって操作が効かなくなる場面などは結構な恐怖感があり、あたかも今自分が身動きが取れなくなったかのような体験を得たのは(怖かった体験をこう称するのはどうかと思うが)楽しかった。そのシーンだけでも、VRでADVをやる価値があると思わせてくれた。
ただ、没入というところではいくつか妨げになるものがあったのが残念だった。
各所で既に言われているように、このゲームは登場人物がとにかくデカい。3mくらいに感じる。最初バグかと思ったもん。
これは酔いを軽減するためにあえてそうしているらしいとどこかで読んだが、それでも自分よりかけ離れてデカく見えると本能的な恐怖やキモさが先に来る。全編通してそうなので若干耐え難い。
他には3Dモデルの質が若干低いのも気になる。少なくともキービジュアルの2Dイラストに比べると正直に言って相当見劣りする。
人物はまだしも小道具はチープと言われても仕方ないレベルで、緊迫感のあるシーンもかなり雰囲気が削がれてしまう。
ただ、それでも、ちゃんと一本買い切りのゲームをエンドマークまでやらせようという気概は感じたし、楽しかったのは間違いない。
一人用のVRゲームとしてはなんなら今一番面白いタイトルで、可能性のある分野だと思う。続編(前日譚?)が出るようなので時間があれば遊んでみたいし、類似のタイトルがこれから出てくることを強く祈っている。
壷
なんか買ってた。クリアしてません。
クソゲーだろと思ってたものの、キャラコンの複雑さをちょっとずつ理解していく過程は間違いなくゲームであり、楽しい体験だった。
でももうやらない。
Risk of Rain 2
肌に合わなかった。
ボーダーランズシリーズやDestinyシリーズもそうなんだけど、根本的にTPSやFPSとハクスラのシステムが噛み合わないんじゃないかと思う。(ボーダーランズとRoR2を同じハクスラに括るのは乱暴だけど、ここでは自己強化を繰り返してPvEを楽しむゲーム、くらいで受け取って欲しい)
どうしても最終的には「硬い敵が死ぬまで照準を敵に合わせっぱなしにする」というところに落ち着きがちで、装備を掘っている間や見つけた瞬間はともかく戦闘があまり面白いと感じられなかった。
まあ敵に照準を合わせっぱなしにする、まで乱暴に言うとアクションゲームも避けて当てるだけだろとか言う話になるんだけど、なんというか、銃は攻撃している感が余計に薄く、爽快感に欠けるのかもしれない。この辺はあんまり言語化できてないけど。
クラフトピア
面白かった。元ネタらしいゼルダの伝説のほうはやっていない。
ハクスラと素材堀りのレベルデザインが優秀で、細かいマイルストーンを自分で設定することが容易なので、辞め時を見つけるのが難しい。
広大なコンテンツをどこまで効率化するかはプレイヤーに委ねられており、効率化自体はわりと適当でもいいし、興味のないコンテンツは(ある程度は)放置してしまっても大丈夫という設計はやりたいことだけやればよいという快適さに繋がっている……かもしれない。
惜しむらくは僕が触っていたのは初期も初期なのでインベントリがクソ狭く非常に快適さに欠ける状態だった(今は増えていると聞きます)ので、その頃のインベントリのやりくりのダルさが印象を引っ張ってしまって今はまだ遊べていない。
インベントリ周り以外は印象がよかったゲームなのでまたどこかで起動すると思う。
ソードアート・オンライン アリシゼーション・リコリス
SAO自体結構好き(イキリトみたいなコピペは結構嫌いだけどあれはアニメの改変が若干悪いとこあるんじゃねえかな)なのでお布施感覚で買った。
発売日に買って遊んだのでバグ周りはだいたい踏んだ。アプデで解消されるまではちょっと擁護不可だったけど解消後は遊べるタイトルになっていると思う。
さすが10k近い値段のゲームは作り込みが違い、一つ一つのモーションの丁寧さやグラフィックの綺麗さ(近代のタイトルの中ではリアリティに欠けるグラフィックなのでは、という指摘はあるだろうが、アニメ調の敢えてリアリティさを廃したテイストのグラフィックはそれはそれで良いものだと思う)はインディーズゲーとはわけが違う。
まあただ、広く浅く売るためにシステムは結構丸い感じになって良くも悪くも最大火力のスキルコンボをタイミングよく連打するだけになってるし、シナリオはなんか薄味だし(前作FBよりはマシだった)で、尖った部分はなかった。これはインディーズゲーに劣る部分だよなあ、とも思う。
3Dアクションゲームとして動かしているだけでわりと楽しいというゲームは結構貴重で、なんだかんだ100時間くらいは遊んだと思う。
後から追加されたレイドクエストのボスがソロでダウンハメが容易に出来てしまうなどバランスは荒削りだったものの、そこにたどり着くまでのメインストーリーの進行はかなりRPGとして遊べており、なによりMMOをやっているっぽさがあってよかった。(原作AL編はむしろMMOとかけ離れているのでは? と言われるとそれはそうなんだけど)
面倒だから個人的にはやらないけど武器集めやデイリー消化によるガチャでの衣装集めなどやり込める要素は多分に含まれているので、ファンなら買って楽しめる出来になっていると思う。SAO知らん人はこれ買う金で原作読むといいよ。アニメはやめとけ。
One Step From Eden
神ゲー。
発売日に買って一緒に始めた友人と「これクリア不可能では?」「ステージ4までやっとたどり着いたわ」「ていうか無理じゃね?」「ウラインターネット3並の密度なんだけど」などと難易度に対する様々な感想が湧いていた。
後に難易度低下パッチが来てヌルゲーマーでもまあまあ遊べるようになったり、フローキャストでデッキに戻るやつで無限ループ組んだり、それがナーフで使えなくなったり、ラスボス前にレヴァに救援に来てもらっているとラスボスで救援来てくれなくなって負けるのが修正されて喜んだり、色々思い出がある。
Slay the Spireクローンは結局ピックの重要性と戦闘の楽しさを味付けを変えて出しているだけなのでどれも似たりよったりなところがあって飽きていたところにまるっきりアクション持ってきたのは感動的だった。
若干高難易度であるところもシナジーの正しさをぶつけた時に一瞬で破壊できる爽快感に繋がっていて、一時期は狂ったように遊んでいた。
このシナジーの正しさが提供する火力やユーティリティの強さが尋常ではなく、しかもある程度は狙ったシナジーを組めるところがStSクローンには薄い再現性の楽しさに繋がっていた。強かったやつ、次でも使いたいじゃん?
ある時熱が冷めてしまって起動しなくなったものの、最近大規模アプデが来たらしいのでまた遊ぶタイトルだと思う。
AbsentedAge:アブセンテッドエイジ
なんで買ったんだろこれ。遊んだことは覚えているものの買った経緯が全く思い出せない。シリーズ物らしいけど他シリーズはやったこともないし体験版も触ったことない。わからん。
独特ながら快適なプレイ感と癖のあるものの上質なイラスト、戦闘中のボイスがあるなど、全体的にクオリティの高いゲームだなと思った。これがインディーズで出ちゃう時代ってのはすごいですね。1000円ちょいで買えちゃっていいゲームの感じはしない。
惜しむらくは途中で難易度が爆発的に上がるためそれまでのプレイが急に通用しなくなるところで、レベリングによるゴリ押しが困難なシステムと合わせてかなりモチベーションを失ってしまった。
ARPGとSRPGの融合と謳っているがARPGパートは敵があまりにもこちらをしつこく追いかけてくるのでRPGツクール2000の頃のシンボルエンカウントを避けていたあの頃を思い出すくらいにはダルい。
ただ逃げるときはダルくても立ち向かうときはARPGパートで飛び込んで切り込んでスキル撃って倒して次、という流れが快適にできるので楽しかった。戦闘してない移動の時間は暇な時間なのでターンに縛られずアクションパートで移動させちゃおう、というのは上手いこと組み合わせたな……という感じ。
頻繁なバグフィクスやアプデにもかなり好感が持てる。続編が出るまでにはクリアしたいし続編もやりたい。ていうか途中で一瞬だけ使えた投げキャラクッソ楽しかったから続編か後半パートでは使えてくれよ? 頼むぞマジで。
Devil May Cry 5
時系列的には今年最後に買ったゲーム。発売から一年以上経ってようやく触ったのはバージルが出たからでもなくやっと決心がついたから。
DMCシリーズは触っていて適当に動かすだけでも楽しいことがわかりきっているタイトルであり、やれば面白いのはどうせそうだろうなと思っていた。
ただ、DMCは4しかやっていなくて、その4の主人公のネロくんの見た目が大変好みではないほうに変わっていて、ショックで手を付ける気にならなかった。
だってさあ、こう、スカした感じの優男風の甘いフェイスのイケメンがゴリラになってたらさあ……受け入れ難いじゃん……。
やってみると顔はゴリラになってたり、成長した分少し大人っぽくはなっていたもののネロくんのいいところは変わらずいい主人公っぷりだったので遊んでよかった。
ゲーム部分に関しては面白いゲームなのはわかりきっていたので特に言うことはないです。B級のかっこよさを突き詰めたシステムは健在で、DMC4からグラフィックがよくなった分そのまま面白くなってる感じ。
DmCからの逆輸入らしいキルカメラの導入はマジでよかった。テンション上がるもん。敵を倒し終わったときにスローモーションになって敵と自分を拡大して表示するだけのシステムでもかなり気分がアガるもんですね。
BUSTAFELLOWS
今年の始めくらいに買った。今見たら続編発売決定ってマジ? 買います。
ノベルゲーや小説が大好きで文字が流れていればなんでもいいみたいなところがある自覚があるが、乙女ゲーを本格的に遊ぶのはこれが初めてだった。
顔のいい男と顔のいい女の恋愛、見てて超楽しいし、乙女ゲーも美少女と美男子が恋愛してるのはギャルゲーと変わらないから別に僕がやったって面白いに決まってんだよな。面白かった。
とはいえチープなギャルゲーが面白くないようにチープな乙女ゲーも面白くないはずで、これはちゃんと面白い出来になっていて本当によかった。
恋愛パートと事件パートがはっきりと別れているのが興味深かった。
「共通パート」→「事件を攻略対象と解決し、困難を乗り越える」→「概ね二人の間に障害や問題がなくなったところで恋愛をやる」というのをシステム単位で区切っている。
この構造自体はギャルゲーでもよく見る構図ではあるが、システムで区切っているのは初めて見た。もしかして乙女ゲーだと標準的なんかな。他のタイトルもやってみたい。
たまに見がちな「いや君等今盛ってる場合じゃないでしょ!!!! 目の前の事件をなんとかしろ!!!! 色ボケが!!!」ということがなく、問題は問題としてちゃんと解決までは(もちろんお約束的な恋愛要素のシーンが全くないわけではないが)概ね真面目かつシリアスに進行してくれるのが雰囲気を壊さなくてよかった。
クライム・サスペンスもしくはピカレスクロマンとして完成度が高いシナリオは純粋に読み物としてクオリティが高い。ADVとして特別に捻った要素がなかったとしても、読み物としてクオリティが高かったので100000点を出せる。
ルートによって登場人物の印象が大きく変わることがあるのも面白く、あるキャラの二面性は本当に不意打ちで驚いた。確かによくよく思い返せばそれを示唆する言動が共通ルートにあったりして作り込みが大変丁寧。
これをきっかけに他の乙女ゲーも買いたいんだけどノベルゲーは時間がな…… ギャルゲー界隈より乙女ゲー界隈のが活発っぽいし本格的に手を出してみようかな。
PSO2
最近復帰した。この記事を書いている理由はPSO2が新年早々メンテしやがったせい。
前回の復帰はだいたい1年前で、自分の中で年末ちょっと仕事が落ち着いてくると復帰するサイクルになっているっぽい。
時期に応じたキャンペーンを利用すれば1年前からの復帰くらいは装備もレベルもなんとかなってしまうというお手軽さは、ヘビーなプレイヤーにとっては遊びの幅が狭いことになってしまうのかもしれないが、ライトなプレイヤーに取っては手軽で助かるものでもある。
なんなら今から始めても全然余裕でエンドコンテンツ追いつけると思うよ。レベリングは驚くほど快適になっているし、装備も緊急クエストでちょっと遊ぶくらいを想定するならゲーム内市場で買えばそれで足りる。もちろんやり込むならそれ以上は必要だが、やり込む頃にはキャンペーンで最強武器が配布してるだろうからそれを取れば済む。実際一年前も今回も、キャンペーンで配布している最強武器を取って前線に戻ったようなものだ。
PSO2は全体的にレイドボスもコンテンツも簡単に作られているが、それゆえに野良にストレスを貯めなくてよい(どうせ野良が多少弱いくらいは問題にならないから)という利点になっていると強く思う。
一時期は未強化プレイヤーの問題などがあったことは事実だが、今は多重に存在する導線によってそこまで極端に仕事をしないプレイヤーは排除されていると感じるし、そもそも一人二人放置がいたところで問題はない。心情的な部分は人によっては不快かもしれないが。
緊急をやるだけなら正直に言って装備はどうでもいいレベルだが、装備を鍛えたら鍛えただけ出せる数字が増えたり、ソロ専用コンテンツが快適になったりする利点はたしかにある。なんだかんだ数字を増やすのが楽しくて頑張って装備を整えてしまった。現役トップ層と比べたらお粗末かもしれないが、まあ準廃層くらいまでは戻ったと思う。
せっかくなので衣装やキャラクリも気合を入れて作り直すなど、年末はかなり充実したPSO2を楽しんでいた。1月いっぱいくらいはずっとやってると思う。
難易度が簡単であることはかならずしもやりごたえがないことにはならないし、つまらないことにもならないことを教えてくれる良いゲームだと思う。何より、3Dキャラクターがハイスピードで行う縦横無尽のアクションは見ていて・やっていて爽快感があり、楽しい。こればかりは見下ろし型のMMOやハクスラでは味わえない快感であり、定期的に復帰する大きな要因でもある。
なにやらストーリークエストが完結したらしいと聞く。9年越しのストーリーの完結編って普通はめちゃくちゃ感動的だろうし、そのレイドボス戦なんて本当に涙を流すくらいの光景だと思うんだけど、残念ながらPSO2のシナリオは……その……まあ……
PSO2NGではシナリオ改善されてるといいですね。頼むぞSEGA。マジで。
プリンセスコネクト!Re:Dive
今年10月くらいに始めた神ゲー。もっと早くやってりゃよかった。
ソシャゲはほぼFGOしかやっておらず、そのFGOも文章を読むためだけにやっているところがあったので他のソシャゲに興味があろうはずもなかった。
なにかのきっかけで友人に勧められてインストールすると、様々な観点が快適に操作でき、数字を増やすことに注力できる仕組みになっていることに気づいた。数字が増えると楽しいのが人間の性なので数字を増やしやすいシステムはそりゃまあ楽しい。
ゲーム中に攻略サイトを見ることがほとんどないのが素晴らしい。「この素材足りねえけどどこで落ちるんだ?」という疑問なんかとはほぼ無縁でいられる。だいたいの情報はゲーム内で手に入り、攻略サイトを見るのはボス戦や一部のコンテンツに限られる。それすらも大抵は再挑戦が容易で自前で試行錯誤するのに苦労しない。その気になればwiki縛ってもかなり遊べるだろう。いや本当にいいゲームだ。
シナリオ面もなかなか興味深かった。美食殿というギルド(チームとか集まりみたいなもん)を結成してから、どうやらそのメンバーとは仲良く絆を育んでいたようなのだが、メインシナリオ内では一切その言及がない。仲が良かったことが公然の事実として語られる。
これらはおそらくメインシナリオとは別のイベントシナリオや、メインシナリオを開放するためにクリアするクエストで発生する小芝居(何ステージか置きにあるボスのステージではボスやステージ環境に関する言及を行う短いシナリオパートが挿入される)で補完されているのだろうと思う。
「仲良くなる過程は面倒なので飛ばす」「前作があるという匂わせをやっておけば細かいことはどうせユーザが調べるので本編中はそこについて深くは語らない」「その上で前作の存在自体は前提としてちゃんとシナリオはやる」というのが合わさった結果、シナリオの味が濃くて美味しい部分だけを効率よく摂取させるような状態になっていた。ダルかったのは序盤だけ。
SAOのような近未来SFとしてかなり面白い出来のシナリオだったので触っていなかったのを非常に後悔した。俺も最終決戦参加したかったよ!!!
遊戯王
ゲームじゃなくて紙のほう。
これで始めた。
展開制圧のクソゲーという印象が強かったが、手札誘発が標準化したり、突破手段も豊富になった現在ではどちらかと言うと格ゲーじみた印象を受けた。
どこまでケアするか・どうケアするか・何を止めるかという、知識にかなり重きを置いたゲームになっており、数年前に印象で語られていたようなじゃんけんで勝って展開して制圧するだけのクソゲー、という感覚は全くない。
最早先行を取ったときに展開して妨害をn回立てるのは前提だ。これは格闘ゲームのコンボ練習に似ている。複雑なテーマだとこの先行の展開すら間違えたり失敗することがあるあたりもコンボ練習に似ている。
向こうから手札誘発を貰って止まらざるを得なくなることを考慮してどうケアするか、また妨害を立てたときにどのカードを通し、止めるかというのは差し合いや立ち回りの練習に似ている。
知識が求められるぶんやりこみの成果が出るようになっているという感触があり、逆に知識で劣る分手軽に遊べるゲームではないな、という意味で、今の自分に合うわけではないが大変良いゲーム担っていると思う。
もうちょっと時間とか余力があったら本当にがっつりやり込んでいたと思う。
ゼノンザード
サ終予定。勘弁してくれ。
結構課金していたのでつらい気持ちになっている。いいゲームだった。本当に。
基本的に人間は常にAIと戦う(自分のパートナーのAIと対戦相手が戦っている間、こちらは自分と対戦相手のパートナーのAIと戦うという構図)という仕組み上、対戦ゲームでは絶対に避けられなかった「1人勝つやつがいると1人負けるやつを生む」というゼロサムの原則が破壊されている。
結局対戦ゲームでイライラするのは負けた瞬間なので、人間がAIに勝ち越せる限り通常の対戦ゲームより負けて不快になる頻度が少なく済むというのは非常に画期的なしくみだった。
他にも対戦中AIの言うことを聞いておけば動かし方の指針が把握できたりだとか、ランク戦は一日あたり指定回数しかできないので張り付かなくても現実的に上位を狙えたりだとか、細かいところで快適なゲームだった。
ただiPhoneXですら挙動が重いアプリだったことと、電池消費が激しいのがネックだった。iPadだと解決したけど。
宣伝も頻繁に打ってたしCDも出るし、なんならアニメもやってたので全然死ぬ予感がなかったところに唐突に死亡宣告をされたので心が追いつかない。つらい。
世界観に力を入れてる割にシナリオが古臭くて(90年代に発刊されたラノベを読んでいるかのようなノリだった)辛いという話はまあまああったものの、かなり楽しんでいたゲームなのでただただ本当に辛い。
この手のデジタルの作品がサービス終了するたびにこれ見よがしに「バランス悪かったからサ終して当然」という言説が唱えられるが、本当にバランスが悪いとサ終するならシャドバはニュートラルヴァンプ時代にとっくにサービスが終了しているし、ハースストーンだって一強環境は数え切れないほど存在したので何回だってサービスが終わっているはずだ。
これは格ゲーの話だけど、ゲームバランスは必ずしも人気と一致しないのではないかとは常々思っている。
じゃあゼノンザードは操作性とか気持ちよさはどうだったかと言うと……いや……変身とか結構楽しかったし操作性はよかったな……なんで死んだんですかね……?
おわりに
来年はいっぱい新しいこととかものとか触っていきたいですね。