子育て#4幼稚園その2
娘も同じ幼稚園にお世話になることに。
息子は年長、娘は年少。
娘は小さくて小さくて。
今も大きいほうではないけれど幼稚園に通っている頃はかなり小さかった。
他の年少園児に比べても、頭一つ分小さかった。
入園して暫くは娘はいつも泣いていて先生方にだっこされていたようだった。
年長である息子は心配になってよく妹を探しにいっていたそうだ。
園の方針で兄弟児は別々のクラスとなっていたので泣く子がいると妹かもと…息子は心配だったようだ。
少しずつ成長し、娘も無事卒園式を迎える事が出来た。
子供達は先生達、他の園児、他の園児のご家族のお陰で楽しい幼稚園生活をおくれたと思う。
そして母も。
とても充実した数年間だった。
この幼稚園では親の為の育児講座や様々なサークル活動があり私も色々参加した。
まず園芸。未就年児がいても参加しやすかった。
土いじりなど全くやったことがなかったのでとても参考になった。
二人共幼稚園に通う様になった後は、人形劇。
人形劇の公演を1年に1度か2度子供達に見せることができた。
「ブレーメンの音楽隊」
「スイミー」
「三匹ヤギのガラガラドン」
「注文の多い料理店」
どれもやっていてワクワクするお話ばかり。
全て素人のママ達で作成。
約10名ほどのメンバー。美術や手芸が得意なメンバーがいて指導してくれる中、私は手先は器用ではないが少しずつ作成に参加した。
人形はもちろん、脚本から背景まで全て手作りだったのでとても大変だったが、子供達の笑ってくれたり、驚いてくれたり、いっしょに応援してくれたりといった様子を見る事が出来、とてもとても楽しい2年間だった。
本当に母も子供達も充実した数年間だった。
忘れてはいけないのはボランティアサークル。
何かしら自分に出来るボランティアがあるかもと入ってみた。
まずは金銭的寄附。
その寄附の為のバザー開催。
様々な団体への寄附。
また私が、乳児院で雑巾や古着を寄附して欲しいとの記事を新聞で見つけ、これならば出来そうだとビラを作り、皆から集めて段ボール4つ分持っていったり。
私は卒園後も子供が20歳まではと寄附を続け、サークルからは毎年会報が送られてきていた。
会報には我が家の子供達が卒園した数年後に、偶然にも近隣に新しく乳児院が設立された事。
ご縁もあってだっこボランティアの依頼があった事。
メンバーを募って定期的に行っている事。等々記載されている。
私は残念ながらだっこボランティアには1度も参加出来なかったが、ボランティアサークルとしては20年以上乳児院との関わりが続いている事になる。
こちらも不思議なご縁を感じる。
なかなか1人では出来ない事も、団体になると色々形になったり、繋がったり。
色々な事に少しでも関われたことは幸せだと感じている。
読んでいただきありがとうございます。
今日も明日も良いことがありますように