【10月度読書感想文】ずるい仕事術:佐久間宣行
僕が尊敬してやまない仕事人。
それが佐久間さん。
出会いがなにかは忘れてしまったが、バラエティ番組とりわけお笑いが好きな少年だった僕は、ネタ番組はもちろんガキ使を筆頭にいわゆるバラエティというよりは、番組全体がネタみたいなものが好きなのだ。
ちょっとだけ備忘録的に好きな番組をメモしておきます。
・クイズ★タレント名鑑
・クイズ★スター名鑑
・クイズ★正解は1年後
・テべ・コンヒーロー
・アメトーーク
・水曜日のダウンタウン
・リンカーン
・全力脱力タイムス
・NEO決戦バラエティ キングちゃん
・相席食堂
・チャンスの時間
実はあんまり佐久間さんの番組を見ていないのだなと思ったりしているのはあるwwゴッドタンとかもちょっとは見ていましたけど、親の影響で見てなかったですね。でも佐久間さんのYouTubeはめっちゃみてます。企画力が半端じゃないなと。テレビと変わらないような構成もしていて、その作りこみ方や更新頻度などもしっかりしていて、これは今までのYouTuberとは一味違う。そう思わせる。
思い起こすとめちゃイケとかも見てましたね。レッドシアターとかエンタの神様とか等々
M-1とかKOCとかの賞レースは当たり前に見てますけど、
やっぱり1番好きなのはこういう賞レースですよね。あ、これは余談過ぎるのでまた賞レース(M-1)の良さについては別の記事で書こうと思います。
さて、この本「ずるい仕事術」ですが、
結論、マジで素晴らしい本でした!という感想ですw
語彙力があれしてますがw
共感値がかなり高いし、自分が今まで実践してきたことの集大成的な感じがしました。自分が佐久間さん的な偉大な人であるとはもちろん思っていないのですが、このまま頑張ればここまで行けるの?と思うとわくわくしてたまらない。そんなことを思わせてくれた1冊
どちらかといえば、新卒ではいる人や、社内でくすぶっている人におすすめ。手始めに取り組めることがたくさん書いてある。
佐久間さんがもともとは普通の人で、いかにして今のポジションに行ったのか。凡人がどうやって天才と戦っていくのか、そしてその他数多の凡人とどうやって差をつけていったのかがよくわかる。
何よりもいいなーと思うのは佐久間さんが会社員なところ。
よく有名な本、自己啓発は自分がオーナーであることが多い。
自由に動けたり、自分の方向を貫き続けられる。
短期的な目標を捨ててでも、長期的な利益をとれる。
リスクをちゃんと背負える。みたいなことがある。
サラリーマンはそうはいかない。
リスクなんて取らせてくれない。
代わりなんて誰でもいる。
そんな中で、会社に成果を出し続けながら、自分のやりたいことをやっていく。
多くのサラリーマンがそのはざまで消耗するところをうまくやる。
そんな術がここには詰め込まれている。
▼運を味方につける
▼運は信用の積み重ねである。
という一文が好きだ。
僕も就活生の時に、すべては運とご縁でできている。
と電通出身のOBにいわれたことがあって、それが今でもぶっ刺さっている。
電通のOBさんは、人事を尽くして天命を待つという言葉もおっしゃっていて、やることやったらもう後は運だよ。と。
電通に入りたかった僕は、その人を尋ねたわけですが、
結果的にその人のおかげで3次面接まで進めたんですね。これは僕が優れた人間だったからではなく、その人と話をしたこと、この運とご縁の言葉が大切と教えてくれてぶっ刺さっていることを伝えたらトントンと通過しただけ。あぁこれが運とご縁なのかと。
電通に受かりたいから、OB訪問をするという行動をした僕に運が傾いた。そしてそのときにやらされ仕事でやったのではなく、この人から学ぼうとしたこと、誠実に向き合った行動が運とご縁を呼び込んだのだ。と思った。
結果、3次で落ちたがそれはほかの就活生以上に運を呼び込めなかった自分の行動が悪かったのだととても納得できた。
だからこの佐久間さんの話は納得できた。実際に今の仕事場でもこの意識を大切にして、周りの人や仕事に向き合っている。
本書を引用するなら、愛想よくするとか雑な仕事をしないとか
当たり前なんですけどね。これができない人が多い。本当に多い。
旧体制とか昭和とかって言われたりするけど、目的はみんな幸せになりたいだけなので、そのために何かを犠牲にすることは厭わなくていいのでは?と思うのだ。そのあたりの時間軸を意識した長期的な考え方を持つことが仕事をするうえで非常に重要である。
▼褒めるは最強のビジネススキル、陰口はコスパが悪い
これとかも共感値がたかい。
いわれてみれば当たり前のことですけどね。でも改めて考えさせられるとうんうん!ってうなづく。
勝ちとか負けとかを短期的に考えないことが根底にあるのだと思う。
感情的になってしまうことは、いまの自分はすっきりするけど、長期的には本当に自分がなりたい姿や、果たしたい目的からは遠ざかる。
▼メンタル第一、仕事は第二
これはいま本当に大事にしている考え方。
最低、給料に見合う仕事をしていればOKととらえること。
もちろんそれだけで仕事していては先はないけれども、しんどい時は給料に見合うようなことができていれば自分を許してあげることも大切。
自分が消耗したら、それこそいい仕事はできっこないから。
自分がつぶれたらすべて終わる。みんな仕事をするために生まれてきたわけじゃない。幸せになるために生まれてきたのだから。
自分が不幸せになる方向にわざわざ最後まで突っ走る必要はない。
佐久間さんの考え方が自分に酷似していたので
これから人生のバイブルとしていくことこの上ない。
ありがとう佐久間さん。