形から入ってもええやん
何かを始める時に、私は形から入る主義です。
ランニングを始めたいなとなったら、靴とかウェアとかから揃えます。
家はどんどんガジェットが揃い、途中でやめてしまったものに関しては、
形として買ったものが手元に残ることになり、家族から一言言われたり
するのですが、それでも形にこだわります。
それは、私が「初速」を大事にしているからです。
ビジネスでも人生においても、私はタイミングというものが大切と捉えていて、
特に「思い立ったが吉日」というように、その時、その瞬間、
思いついた瞬間に、何かしらの「アクション」を取ることを大事にしています。
それが昼だったら、その後すぐに始められますし、
寝る前だったら、「購買」という形で、「形」から入る事につながります。
形から入るのがいいのか悪のかは人によって判断が分かれますが、
私は「形から入る」というより「初速」ないしファーストステップを
まず踏むことが大事だと考えているので、とても大切なことだと思っています。
私は「ひらめき」と「思いつき」に大きな差はないと思い、
その両方とも、特にビジネスにおいては創造的である為に
とても大切な要素だと考えています。
創造性は一段飛ぶアイデアを生み、仕事を生む楽しさを創出し、
ほんの些細な仕事と自分が考えていたとしても、
工夫というのはとても大切なことと考えています。
その実験段階のアイデアに対して、予算がどう、効果がどう、
というのは、大事なことではありますがナンセンスだと思っていて、
まずモックないし小さなプロダクトをつくる所からのスタートだと考えています。
正しい、正しくないというのは結果論であって、
行動自体を否定することは勿体無いと考えていて、
形からでも何でも、まず初めてみることが何より大切な事だと思います。
結果、「形から入る」ことによって「一時的な損」を生むこともありますが、
アイデアを形にする、気づいたことを形にするという初速を高めることで、
思考に制限がかかりづらい創造性のある行動に繋がるのではないでしょうか。