イチ美容院の改善余地
私が最近行っている散髪屋が、年始のこのタイミングで行くと、
物凄い混んでいたりします。年始に行く私も私でアホなんですが。笑
とはいえ、「名前を書いて30分ほど待ってもらえれば、呼ばれますので」
と言われ、結局2時間半程度待ちました。
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この経験で思った事は3点。
①いつサービスを提供出来るか分からない、ないし
見込みが甘いなら丁重に正直に伝えるべき(サービス精神の問題)
②待っている人も、運営している側も待ち時間を管理できないシステムは、
システムとして組み込んではいけない。(システムの問題)
③待っている人の時間を奪っている事を
サービス提供者は理解していない。(時間的価値の問題)
このサービス内容であれば、いくらお金が安くても、
絶対的な価値は低いのかなと感じました。
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まず、サービス精神についてですが、
美容師さんにサービスを求めるのも違うとは思う一方、
サービス業を扱っている限り、サービス精神を持つ事は必須と言えます。
サービス提供が出来ないなら、出来ないと正直に伝える。
またその時に、言い訳をせずに、相手目線で考えることが大事かと思います。
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次に、システム面についてですが、
その店舗では、名前を書いて、呼ばれた順に対応するというシステムを
取っているのですが、外出OKなので、外出している人が戻ってこなければ、
早く対応可能で、戻ってきたら時間がかかるようになっています。
つまり、待っている立場からすると、いつ呼ばれるか全くわからない
というのが、予約管理の単純なシステムの不備であり、
ここを解決する事により、利便性が圧倒的に上がると感じました。
私はシステム屋ではないので、何とも手段がないのですが、
全国の美容室にまだまだ予約管理システムが
導入されきれていないのかなと実感させられました。
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また、時間的価値を考えた場合に、
2時間半待つ事の価値を考えた場合に、単純に時給単価で考えると、
仮に一般的な正社員を時給換算して、時給2,000円だとすると、
2,000×2.5=5,000円
自分で付加価値を埋める人であれば、
これだけで良いとこの美容院に行けたりします。
何が言いたいかというと、時間を奪うビジネスは、
副業・複業が一般化していく社会においては、
淘汰されていくのではないのかと考えています。
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結果的に、凄く安い割に出来が良い美容院なので、
いつも利用し、待つのですが、空いている時間帯を見つけたりして、
改善されるのを待ってみるのも一つかなと考えています。
改善は常に行わないと、止まってしまうと廃れていきます。
サービスを提供している限りはビジネスなので、改善は義務とも言えます。
良い美容院なのに勿体ないなと感じた今日この頃でした。
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